教育学部 スポーツ教育学科に関するお知らせ
全員完泳!仲間とともに挑んだ遠泳実習
令和8年7月17日(金)から20日(月・祝)までの4日間、鳥取県岩美郡岩美町の東浜海水浴場において「遠泳実習」を実施しました。本学の遠泳実習は、50年以上にわたり受け継がれてきた伝統ある授業です。東浜海水浴場を実習地としてからは今年度で5回目の開催となり、多くの学生たちがこの海で挑戦と成長を重ねてきました。今年度はスポーツ教育学科1年生39名(男子35名、女子4名)が参加しました。実習期間中は天候にも恵まれ、青く広がる日本海を舞台に充実した4日間を過ごすことができました。
参加した学生の中には、本格的に海で泳ぐことが初めてという学生も少なくありませんでした。足の届かない海の深さ、絶え間なく押し寄せる波、そして広大な海原。実習初日には、自然の大きさと厳しさを前に、不安そうな表情を浮かべる学生の姿が多く見られました。しかし、班担当教員の丁寧な指導や仲間同士の励まし合いを通して、学生たちは少しずつ海への恐怖心を克服していきました。日を追うごとに泳ぎにも自信が生まれ、その表情は不安から自信へ、戸惑いからたくましさへと大きく変化していきました。
実習最終日には、本実習の集大成である「大遠泳」に挑戦しました。広大な海に向かう学生たちの姿には、この4日間で培った覚悟と自信があふれていました。教員や学生リーダーが見守る中、仲間と声を掛け合い、苦しい場面では励まし合いながら泳ぎ続け、受講生全員が100分間の遠泳を見事完泳しました。ゴールにたどり着いた瞬間には、達成感から笑顔を見せる学生、仲間と喜びを分かち合う学生、思わず涙を流す学生の姿も見られました。それぞれが自分自身の限界に挑み、それを乗り越えた経験は、何ものにも代えがたい大きな自信となったはずです。
今年度の遠泳実習でも、多くの感動的な場面が生まれました。一人では乗り越えられない困難も、仲間と支え合うことで乗り越えられることを学生たちは身をもって学びました。互いを認め、尊重し、励まし合う中で育まれた絆は、これからの大学生活、さらには将来にわたって大切な財産になるといえます。大きな事故やトラブルもなく、全日程を無事に終えることができたことに心から感謝するとともに、本実習を通して教員もまた体験的な学びの持つ力を改めて実感しました。学生たちは、これから4年間をともに歩む仲間との絆をより一層深め、大きく成長した姿を見せてくれました。
教育学部スポーツ教育学科では、今後も運動・スポーツの特性を多角的に捉えながら、本学科ならではの実践的な学びを通して、豊かな人間性と高い指導力を備えた人材の育成に取り組んでまいります。
教育学部スポーツ教育学科 宮辻和貴教員 (遠泳実習主担当)







