文学部 心理学科

卒業生メッセージ

写真:SCSK株式会社 情報サービス業

SCSK株式会社(2020年3月卒業)

誰よりも私のことを考えて、将来につながる興味を掘り起こす神戸親和大学のキャリア支援。「ここで働きたい」と思える企業に出会えた。

心理学科に入学したのは、心理学の学修で得られる知識が実社会で助けになると考えたから。就職活動を始めるにあたり、キャリアセンターの方々には手厚くサポートしていただきました。めざす業界や自分の興味のある仕事が明確になっていなかった私の相談に乗り、親身になってアドバイスをくださったおかげで、第一志望の企業から内定をもらえました。現在は、生産システムの運用・保守を行うシステムエンジニアとして、お客様が抱える課題を解決する提案や、お客様のシステムの運用を改善する業務を担っています。提案や改善といった仕事柄、大学のさまざまな授業を通して養った相手の話に耳を傾け、その思いを理解し、協働する力が役立っています。

写真:大学院進学 大学院進学

大学院心理臨床学専攻(2024年4月大学院進学)

いじめの認知件数が過去最多になった現状を踏まえ、学部在学中に学んだ知識を土台に大学院で子どものいじめ問題を研究しています。

公認心理師・臨床心理士の資格を取得して、スクールカウンセラーになるために大学院へ進学しました。神戸親和大学の大学院には、教育領域を専門とする教授や児童相談所などで働いた経験のある教授がそろい、子どものいじめに関する問題を学ぶには最適な環境です。近年いじめの認知件数が過去最多となったこと、また、いじめの傍観者がいじめの抑制にも促進にもつながるという点から、現在は「いじめ傍観者の援助抑制要因と学級内地位との関連」をテーマに研究を進めています。学部在学中の「心理実習」では、保健医療、教育、福祉、産業、司法犯罪など、さまざまな分野の心理専門職の方々の講演を聞き、現場を訪れました。教科書では理解することのできない現場での経験は、現在、研究を進める上で土台になっています。