社会連携・社会貢献に関する方針
【神戸親和大学 「社会連携・社会貢献に関する方針」】
2025年7月
本学は、「個人と社会の"Well-Being"を実現できる人材の育成をめざして」を教育理念とし、「"Well-Being"を実現するための『新しい主体性』」を育むカリキュラム改革を進めている。その特徴は、本学の学生が地域住民と一緒に学習に取り組むカリキュラムの導入にある。このような本学の姿勢を学内外に表明するため、地域連携・社会貢献に関する方針を次のとおり定める。
1.本学の理念・目的を実現するための「新しい主体性」を育成する教育の推進
本学の教育理念・スローガンを基盤として本学各学科のディプロマ・ポリシーには、「課題発見・解決力」「コミュニケーション力」の育成や「地域社会つながり」をめざすことをうたっている。各学科の特性を背景に学生が自ら問いを立てて、他者と協働し、責任を持って行動できる「新しい主体性」を育成する教育を推進する。
2.「地域共創科目」を核とした学生の地域連携学習の推進
これまで行ってきた「実践力を養う充実の学内施設を通して幅広い世代と交流する地域貢献活動と、そこで得た経験を学内での学びに生かすという循環(キッズオープンキャンパス、すくすく、おやこふらっとひろば、スクールサポーター、心理・教育相談室、各種ボランティア活動など)」を活かしながら、本学の学生が地域住民とともに神戸市北区の"Well-Being"の実現をめざす「地域共創科目」を充実させていくことで、大学と地域の連携を深めていく。
3.「共創解決型授業」による大学-地域の協働
神戸市北区にある唯一の大学として、学生と地域住民が地域課題の解決をめざし、"ともに学び、ともに成長する"学習の場を創造する。そこでは、学生たちが課題解決コミュニティーの構成員として地域社会に参画し、さまざまな人と協働しながら価値を創造していく。そのプロセスにおいて「新しい主体性」を備えた人材が育成され、その学びが卒業後の実社会を変革し、グローバル社会におけるさまざまな課題を解決へと導くことをめざす。