※旧:発達教育学部 児童教育学科 (2022年4月名称変更)
授業紹介・ゼミ紹介
授業紹介
(紹介している授業は2022年度4月入学生までの情報であり2023年度4月入学生から変更になる場合があります。)

教育とメディア
子どもたちにとって、想像力や表現力を発揮できる道具であるデジタルメディア。この授業では、子どもたちがパソコンや各種ソフトを用いて主体的に学ぶ方法について研究します。
子どもと絵本
乳幼児期に絵本に親しみ、物語の世界に浸ることの大切さを学びます。また、毎回グループで読み聞かせを行って技術の向上を図ると共に、多くの絵本に触れることをめざします。

保育内容(表現)
子どもの発達を表現領域の観点からとらえ、保育について具体的に学びながら子どもへの理解を深めます。感じたことを自分なりに表現し、創造性豊かな表現活動に取り組みます。
知的障害児の心理
知的障害児の心理学的特性を幅広く理解します。また、心理的アセスメントについて、ビデオや写真、テスト器具などさまざまな道具を用いて学びます。

保育内容(環境)
子どもたちを取り巻く生活環境や教育環境が、子どもの精神的・身体的成長に与える影響について理解したうえで、保育のあり方や保育者の役割を考えます。
ゼミ紹介
児童教育学専門演習(古川ゼミ)

正解がない教育課題に向き合い、"子どもへのまなざし"を見つける体験を。
主なゼミテーマは、いじめや不登校、虐待など、子どもの人権に関する教育課題について。そこから保護者や地域との適切な連携や、現在の教育現場における課題などさらに考えを深めています。答えが一つではないテーマだからこそ、学生の自由な意見交流を大切にし、自分自身の"子どもに対するまなざし"を見つける体験を提供しています。

Student's Voice
ゼミ活動の一環で、幼い頃に貧困等が理由で字を学ぶことができなかった高齢者や在日外国人の方が通う識字教室で授業を行いました。さまざまな背景や価値観をもつ方と向き合い、"個性"を理解することの大切さを実感。この学びを糧に、児童一人ひとりと向き合える小学校の先生をめざします。
児童教育学専門演習(須増ゼミ)

作品づくりを通して、自分を表現し他者との違いを楽しむこころを磨く。
幼児の造形表現や小学校の図画工作などの美術教育について専門的に学びます。ゼミ内で共同制作を行う機会も設けており、企画力とともにコミュニケーション力も養成。さらに、作品鑑賞を通じて他者との違いを楽しみ、お互いの表現を認め合い、そして新しい可能性を見出すことができる人材の育成に取り組んでいます。

Student's Voice
「学内をちょっぴりクリスマス仕様にする」をテーマに行ったイルミネーション制作。さまざまな意見が飛び交い、新しい視点や造形のアイデアを得ることができました。将来は自分が得意とする絵を描くこと、モノをつくることを生かした保育士になりたいと思っています。
児童教育学専門演習(猪田ゼミ)

共に学び合い、保育の出発点となる"子どもを捉える視点"を育む。
「子どもを捉える視点が変われば保育実践も変わる!」をモットーに、幼稚園や保育園への見学、手作り教材の作成などさまざまな活動を行っています。その中で大切にしているのが、ゼミ生同士の語り合いの場をもつことです。共に学び合った時間を胸に、子どもを信じ、常に希望をもち、愛することを忘れない保育者になってほしいと願っています。

Student's Voice
ゼミ活動の一環でエプロンシアターを制作しました。常に念頭に置いていたのは、どうすれば子どもたちがより楽しめるかということ。行き詰まった時も、他のゼミ生から意見をもらい、納得できる仕上がりになりました。この経験は保育士となった時に必ず役立つと確信しています。
講座・イベント紹介
講座紹介

教員養成講座
教育委員会から課長や管理主事の方をお招きし、求める教員像や学力向上対策についてお話しいただきます。教員のやりがいや課題をしっかりイメージできる貴重な機会となっています。

各種セミナー
教員採用試験に向け、各科目の基礎力アップや面接対策を行う「教採セミナー」や、音楽・体育の実技を練習する「教員採用試験2次直前対策講座」など、各種の課外科目を開講しています。
イベント紹介

アート・ウィーク
学習の成果を披露する児童教育学科独自のイベントです。毎年多くの方が本学に足を運び、卒業制作などの作品や講堂で行われる演奏会・ダンス発表会を楽しんでいます。

ランチタイムコンサート
年に2回、1号館の玄関ホールでミニコンサートを開催しています。お昼休みを利用して、音楽関連の講義やゼミの受講生、部活動・サークルの部員が練習の成果を発表します。