教育学部 教育学科
※旧:教育学部 児童教育学科/発達教育学部 児童教育学科(2024年4月から名称変更)

授業紹介・ゼミ紹介

授業紹介

(紹介している授業は2024年度4月入学生までの情報であり2025年度4月入学生から変更になる場合があります。)

教育とメディア

子どもたちにとって、想像力や表現力を発揮できる道具であるデジタルメディア。この授業では、子どもたちがパソコンや各種ソフトを用いて主体的に学ぶ方法について研究します。

子どもと絵本

乳幼児期に絵本に親しみ、物語の世界に浸ることの大切さを学びます。また、毎回グループで読み聞かせを行って技術の向上を図ると共に、多くの絵本に触れることをめざします。

保育内容(表現)

子どもの発達を表現領域の観点からとらえ、保育について具体的に学びながら子どもへの理解を深めます。感じたことを自分なりに表現し、創造性豊かな表現活動に取り組みます。

知的障害児の心理

知的障害児の心理学的特性を幅広く理解します。また、心理的アセスメントについて、ビデオや写真、テスト器具などさまざまな道具を用いて学びます。

保育内容(環境)

子どもたちを取り巻く生活環境や教育環境が、子どもの精神的・身体的成長に与える影響について理解したうえで、保育のあり方や保育者の役割を考えます。

ゼミ紹介

小学校・中高教育コース(予定)

教育学専門演習(堤ゼミ)

堤ゼミといえば、折り紙。折り紙で立体をつくり、見て、触り、理論を実物で確かめるのが醍醐味。

私の専門は、空間内の図形を調べることを研究することです。私のゼミでも、図形などをテーマにしています。特に、「折り紙を用いた授業への教育効果」をテーマに研究活動を行っており、活発な議論がゼミで展開されています。ゼミの目的は、数学を通じてさまざまな事象を考察することで、数学的な知見を高めると同時に、実践的な数学能力を高めていきます。

Student's Voice

カナダで過ごした日々が固定観念にとらわれない自分をつくってくれた。

小学校の先生になり、自分のように「英語は苦手だけど話せるようになりたい」子どもたちを支えることが目標です。3年次に語学力を磨く8ヶ月間の特別派遣留学に参加。カナダのトロント大学SCSで学びながら、さまざまな国の友だちと現地の暮らしを満喫しました。留学を通して、日本との授業の違いや日本の常識が海外ではあたりまえではないことを理解できたのは大きな収穫です。卒業論文はカナダでの留学経験と教育実習で見た小中学生の英語の授業を踏まえて、「英語嫌いを減らす授業の工夫」を考察。春から勤務する小学校での授業に活かしたいと思います。

小学校教育プラスコース

教育学専門演習(小川内ゼミ)

さまざまな問題を抱える子どもたちを理解するポイントや支援の在り方を教育心理学の立場から考える。

教育心理学の学習を通して、各自がテーマを設定し主体的に研究に取り組み、卒業研究へつなげることができるように、ともに学び合っています。教育や保育の現場に存在する、さまざまな問題を抱えた子どもたち。気になる子どもを理解するポイントや支援の在り方・保護者との関わり方について、ゼミで学んだことを卒業後、実際の教育現場で活かしてほしいと思います。

Student's Voice

チャレンジしたい気持ちに応えるたくさんの機会があるから、仲間と一緒に成長していける。

神戸親和大学には、教員をめざすために切磋琢磨できる仲間がたくさんいます。大学での4年間を1秒たりとも無駄にしたくなかったので、授業の他、スクールサポーターや子ども食堂「さくらCafé」でのボランティア、こども園でのアルバイトなど、さまざまなことにチャレンジしました。ゼミでは、良い点だけでなく改善点も互いに話し合い、成長し合えるかけがえのない仲間と出会い、教育実習や教員採用試験も仲間や先生方に励まされ、支えられながら乗り越えることができました。ゼミが無い日も、皆でゼミ室に集まり一緒に勉強したのはとても良い思い出です。

幼児教育・保育コース

教育学専門演習(猪田ゼミ)

「自分で考え、行動する」そのなかで出会うひらめきや発見、探究の楽しさこそ学びの醍醐味。

ゼミのテーマは「子どもを捉える視点が変われば、保育実践も必ず変わる」です。そのため、子どもへの理解を基盤とした遊びや学びの姿について、ゼミ生同士の「対話」を大切にしています。また専門書講読や教材研究、園の見学などを通して、理論と実践の充実をめざしています。常に子どもに寄り添い耳を傾け、子どもの世界を感じながら、理解を深めてほしいと願っています。

Student's Voice

実習で子どもたちと深く関わり、漠然とした将来の夢を具体的に描けるようになった。

大学での学びを通して、自分のめざす将来像を見つけることができました。在学中に最もこころを打たれたのは、施設実習の経験です。実習先で身体に障がいのある子どもたちに対して、初めは、どのように関わればよいかわかりませんでしたが、担当の保育士の先生に教えていただき、子どもとの距離感などを学ぶことができました。入学当初は「将来は保育者になりたい」という漠然とした夢でしたが、4年間のさまざまな経験を通じて、子どもに寄り添う保育の大切さを痛感。子どもと丁寧に関わり、一人ひとりの思いを汲み取り、寄り添える保育者になりたいと思うようになりました。

講座・イベント紹介

講座紹介

教員養成講座

教育委員会から課長や管理主事の方をお招きし、求める教員像や学力向上対策についてお話しいただきます。教員のやりがいや課題をしっかりイメージできる貴重な機会となっています。

各種セミナー

教員採用試験に向け、各科目の基礎力アップや面接対策を行う「教採セミナー」や、音楽・体育の実技を練習する「教員採用試験2次直前対策講座」など、各種の課外科目を開講しています。

イベント紹介

アート・ウィーク

学習の成果を披露する児童教育学科独自のイベントです。毎年多くの方が本学に足を運び、卒業制作などの作品や講堂で行われる演奏会・ダンス発表会を楽しんでいます。

ランチタイムコンサート

年に2回、1号館の玄関ホールでミニコンサートを開催しています。お昼休みを利用して、音楽関連の講義やゼミの受講生、部活動・サークルの部員が練習の成果を発表します。