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学長メッセージ

2023年4月、神戸親和大学の新たな歴史が始まりました

写真:学長 三井 知代

神戸親和大学 学長

三井 知代

 2023年4月1日、神戸親和大学は新入生、通学部生467名(男子学生159名)、編入学生1名、大学院15名を迎え、第58回入学式を挙行しました。
「新たな価値を創造し、社会の未来を変える人に」
 神戸親和大学は、パーパス「社会の新たな価値を創造する人材の育成」を掲げ、「ともに学び ともに成長する大学」として新たな歴史を刻み始めました。変化の激しい時代、私たちが様々な困難を乗り越えていくためには、これまでの常識や社会の枠組みを変えるような「新たな価値」を創り出す必要があります。「新たな価値」を創造することにより、社会の未来を変えていく、そのような人を神戸親和大学は育てていきたいと考えています。
 共学への移行は始まりの合図。
 「新たな価値を創造する人」の育成をめざして、始まる教育改革

 2023年4月より、実践教育プログラムSAIL (Shinwa Action Integrated Learning)を開始しています。SAILは学生の学外での活動を総称し、企業や自治体との協働プログラム、インターンシップ、ボランティア、教育実習や施設・病院実習、海外留学・研修などが含まれます。学内と学外の相互の学びから学生は「他者との協働による課題解決力」、「社会の変化と多様性への対応力」、「DX時代に貢献する知識とスキル」を身につけます。
 入学時からスタートするキャリア教育、「ワーク&ライフデザインⅠ・Ⅱ」では、自分自身を、そして未来を見つめ、自分らしく学ぶ、働く、生きるとはどういうことなのかを探っていきます。さらに、これからの社会に必要な情報活用能力を修得し、データ思考を身に付ける数理・データサイエンス・AI教育プログラム、高等学校との連携のもと、高校生と大学生が協働して「探究」や「教育」を学ぶ高大連携科目「探究」・「教育」が始まりました。さらに金融リテラシーを身につける金融教育も開始しています。本学の伝統を基盤に、学生たちが社会の新たな価値を創造する人となるような力を養っていきます。
 若者のエネルギーが社会の未来を変える
 常識の壁を飛び越え、これまで誰も思いつかなかったことを実現できるのは若者だからこそ。
 若者のエネルギー、未来への好奇心、チャレンジ精神は幾多の困難を乗り越え、変革を起こす力となり、社会の未来を変えていくでしょう。
 私たちは学生一人ひとりが内に秘めている力を信じ、学生自身がその可能性を最大限伸ばすことができるようにサポートしていきたいと思っています。

2023年4月