学長メッセージ
成長の原動力は
教室では学べない「リアルな経験」
「好き」を育み、社会で活躍する人に
神戸親和大学 学長
本学は、1966(昭和41)年に設立されました。またその前身である親和女学校は、校祖の友國晴子先生によって、1887(明治20)年に開校しました。神戸の地に140年近くの歴史と伝統を持つ大学です。「親和(しんな)さん」「先生になるなら、親和!」などのフレーズで、地域の皆さんに愛されてきました。
人生は長い旅です。できれば、その旅は少しおもしろくて、遊びのように夢中になれる方がいいと私は思います。成果が問題となり効率を求める現代社会では、確かに、何かの「正解」を探し求め、答えが出ないと不安を感じる人も少なくないと思います。でもその前に、皆さん一人ひとりの今が充実し、そして時々は笑える出来事に満ちたものになることは、かけがえのないことです。そして、そのような時間の中にこそ、失敗を恐れず挑戦する気持ちや、ときには立ち止まり、ときには笑いながら歩んでいくしなやかさが育つのだと思います。
本学は、入学した後に最も成長することのできる大学です。国際文化、心理、教育、スポーツ教育の4つの学科には、ともに人に関わる力を育てるための研究や教育が、歴史と伝統と革新の中で蓄えられているからです。
大学を卒業しなければ果たせない目標や希望がしっかりと実現できるように、学生の皆さん一人ひとりに寄り添うのが得意です。学校の先生になること、心理の専門家になること、日本語教育の専門家になること、またスポーツの専門家になって資格や免許に基づいて指導するためには、大学での単位の履修と試験の突破などが必要になります。例えば「教員採用試験対策セミナー」では一人ひとりが学びやすいように学びが独特に工夫されていたり、元校長先生や教育委員会で活躍されていた先生方が多くいらっしゃってノウハウをしっかり教えてくださったりなど、本学では一人ひとりの力に見合った個別で最適な学びが、多様な分野で提供されています。
そして本学には、2025年度から始まった「地域共創科目」があります。このカリキュラムは、地域にとどまらず全国をも驚かせる先導的な取り組みとなっています。神戸市北区全域を本学のキャンパスとして、リアルに神戸市北区の赤ちゃんからお年寄りまで、学校から地域社会、企業まで、みんなの「Well-being(より良い充実した生活)」を皆さんの発想と行動力で創り出していく授業です。本学では、1年生から全学生が地域に出て活動します。子どもと遊ぶ、イベントを企画する、企業と商品を考える。教室では学べない「リアルな経験」が、あなたを大きく成長させます。
また2025年度からは、「副専攻制度」も始まっています。生成AIやバイオテクノロジーなど、最先端の技術は皆さんの生活を確実に変えていきます。このような社会の激しい動きの中で、大学でしか学べない最先端のテクノロジーやその活用方法を学んだり、学科で学んだ力を実際に使えるようにさらにパワーアップさせたり、専門以外にもう一つの「専門」を身につけ組み合わせることで、卒業後や、さらにその先においても社会で活躍する力を身につけることができるのが「副専攻制度」です。
大学は「どこに入れたか」ではなく、「4年間で何を身につけたか」「どんな4年間を過ごしたか」が問われます。皆さんの「好き」を育み、一人ひとりがとり残されることなく成長する4年間を、ともに創り出していきたいと強く思っています。
2026年4月




