学生生活

障がいのある学生支援に関する基本方針

【神戸親和大学 「障がいのある学生支援に関する基本方針」】

2020年3月

 神戸親和大学(以下、『本学』という。)では、本学の教育理念のもとに、「障害を理由とする差別の解消の推進に関する対応方針」に照らして、障がいのある学生が平等に教育を受ける機会を実現できるようにすることを目的に、障がいのある学生支援に関する基本方針を定め、学生の支援をおこなう。

(基本方針)
○教育の機会の確保
 本学に在籍する障がいのある学生が、障がいのない学生と同等のもとで、人格と個性を尊重しながら安心して学べるように支援をおこなう。

○支援体制
 本学では、障がいのある学生に対する円滑な支援がおこなえるよう、学生サービスセンター事務局 学生担当を窓口とした『障がいのある学生支援検討部会』を設置する。個々の障がいの程度や内容に応じて、必要かつ合理的な配慮を検討し、各所属学科をはじめ、関係部署が連携しながら対応する。
 また、配慮が必要と判断された場合は、配慮内容等について障がいのある学生支援検討部会が文書を作成し、学内への周知や意思疎通をはかる。
 なお、進路選択にかかるキャリア支援については、キャリアセンター事務室を窓口とする。教員もしくは本人からの個別相談をはじめ、求人情報の提供や面接練習等もおこなう。

○施設・設備
 安全かつ円滑に学生生活を送れるよう、キャンパスの環境整備をおこなう。
 (例)エレベーター・車イス用トイレ・手すり・スロープ・点字ブロック等のバリアフリー対応
    FMマイクの準備
    授業等に対する席の確保
    その他、状況に応じた支援

○合理的配慮
 「個人情報の保護に関する法律」および学校法人親和学園が定める「個人情報保護規程」に基づき、個人情報の保護を図りながら対応する。

○入学試験時の対応
 アドミッションセンターが窓口となり対応する。疾病や障がい等のため、受験および入学後の就学について特別な配慮が必要な場合は、出願開始前までに申し出ていただき、内容に応じて面談をおこなう。

○研修・啓発
 基本的人権を守るために、教職員に対し必要な研修・啓発を実施する。
 (例)人権研修会