教育学部 教育学科
※旧:教育学部 児童教育学科/発達教育学部 児童教育学科(2024年4月から名称変更)

卒業生メッセージ

写真:神戸市立垂水小学校 教諭 小学校教諭

神戸市立垂水小学校(2023年3月卒業)

在学中に丁寧に学んだ教育の目標や内容。
繰り返し行った模擬授業の経験がそのまま現在の授業づくりに活かされている。

小学校2年生の担任として、忙しくも児童の成長を見ることにやりがいを感じる日々を送っています。教員になった今、各教科の指導要領をじっくり読み込む時間はなかなかとれません。しかし、在学中に各教科の「教科指導法」の授業で教育の目標や内容を十分理解できていたため、系統性を意識した授業づくりができ、模擬授業を何度も行った経験から、慌てることなく授業を進められています。また、教員採用試験に向けて各科目の強化や面接対策を行う「教採セミナー」に参加したり、わからないところを教授に丁寧に解説してもらったり、安心して勉強を進めることができました。目標はいつまでも子どもとともに学び続ける教員であること。そのために、初心を忘れず現状に満足しない人でありたいです。

写真:神戸市立友生支援学校 教諭 特別支援学校教諭

神戸市立友生支援学校(2020年3月卒業)

大学時代の充実したプログラムで養われた多種多様な「引き出し」が教員になった今の私を支えてくれる。

現在は特別支援学校の教員として、体育、生活単元学習、自立活動などの授業を受け持っています。この職業をめざすようになったのは大学時代に参加したボランティアがきっかけ。特別支援学校で先生方の障がいのある子どもたちに対するアプローチに心を動かされたのです。神戸親和大学には、ボランティアをはじめ、子どもと触れ合うプログラムが豊富にあります。座学と実体験を通して自分のなかにたくさんの引き出しを持てたことが、今の職場でさまざまな課題に直面したときに役立ち、プラス思考で対応できているのだと思います。教員免許が取得できる大学は数多くありますが、先生になるなら教員になった後に活かせる力が身につき、採用試験合格までしっかり支えてくださる先生方がいる神戸親和大学をおすすめします。

写真:三木市立別所認定こども園 保育教諭

三木市立別所認定こども園(2021年3月卒業)

子どもたちの成長がうれしく大学で先生に教わった言葉を胸に日々、楽しみながら保育をしています。

こども園で、3歳児クラスの担任をしています。子どもと一緒に遊んだり話をしたりしているときはもちろん、1日が終わり「今日はこんな姿が見られたな」「こんなところが成長していたな」とその日の保育を振り返るときにやりがいを感じます。ある日、雨上がりの園庭で遊具についている雨粒を子どもたちが見つけ、滑り台から流れてくる様子を皆で頭を寄せ合ってじっと見つめ、「雨も滑り台している~」と楽しそうに話していたことがありました。そのとき思い出したのは、大学の先生の「子どもと一緒に楽しいことやおもしろいことを発見しよう」という言葉。子どもと先生という関係よりも、子どもたちと一緒に遊びをつくり出す仲間になっていきたいと思いながら、日々保育に携わっています。