修士課程 1年次生
実際に小学校現場で経験を積みながら、教育学について知識を蓄え、小学校教諭に関する内容についてさらに研究を重ねたいと考えたため、大学院進学を決めました。授業では教育学だけでなく心理学や情報についても学んでおり、現在の教育課題において必要不可欠な内容がたくさん学べています。神戸親和大学大学院の魅力の一つとして、学生の半数が中国等からの留学生であることです。初めは言葉が通じないため、コミュニケーションが取れるかと不安に思っていました。しかし、日本語が上手な留学生ばかりで休み時間には話をしたり授業の中でも中国等の文化やたくさんの話が聞けてとても楽しく、有意義な時間が過ごせています。もう一つは、先生との距離が近く、アットホームな雰囲気で学べるところです。私は小学校に勤務しながら大学院に通っていますが、困った事や分からない事があれば、すぐに聞ける存在があると思って安心して学校生活を送りながら勤務が出来ていると思っています。また、修士論文では、教師という仕事が教えるだけでなく、子どもと正面から向き合い、子どもとの信頼関係を築き上げることが重要であるという考えのもと、教師と子どもの教育的信頼関係について研究しています。子ども一人ひとりが毎日、安心して学校生活を送るために、教師がクラスの雰囲気を作り上げることが非常に大切であると経験を通して感じました。子どもを毎日よく観察し、変化に気づきながら関わっていくことで、自分自身、教師として成長したいと考えています。大学院での授業で学んでいることや、研究していることを活かしながら現場で経験を積んでいるというところが私の強みです。将来、子どもはもちろん、保護者や先生方などからも信頼されるような教師になりたいです。