文学部 心理学科

卒業生メッセージ

写真:SCSK株式会社 情報サービス業

SCSK株式会社(2020年3月卒業)

誰よりも私のことを考えて将来につながる興味を掘り起こす親和のキャリア支援。「ここで働きたい」と思える企業に出会えた。

心理学科に入学したのは、心理学の学修で得られる知識が実社会で助けになると考えたから。就職活動を始めるにあたり、キャリアセンターの方々には手厚くサポートしていただきました。めざす業界や自分の興味のある仕事が明確になっていなかった私の相談に乗り、親身になってアドバイスをくださったおかげで、第一志望の企業から内定をもらえました。現在は、生産システムの運用・保守を行うシステムエンジニアとして、お客様が抱える課題を解決する提案や、お客様のシステムの運用を改善する業務を担っています。提案や改善といった仕事柄、大学のさまざまな授業を通して養った相手の話に耳を傾け、その思いを理解し、協働する力が役立っています。

写真:大学院進学 大学院進学

大学院心理臨床学専攻(2023年4月大学院進学)

授業で目の当たりにした心理職のリアルな現場。心の問題の根源に、親子関係が影響すると知り、親子を支援する心理士をめざしたいと思った。

親子間の支援に携わる心理士となり、被虐待児もしくは機能不全家族で育つ子どもや、子育て、虐待再発防止などの支援に携わりたいと考えています。大学の4年間で、特に学びの多かった授業は「心理実習」。実際に心理職として働く方から直接お話を聞き、施設内を見学させていただいたことで、大学の授業だけでは理解できない心理職の実態や、求められる知識について知ることができました。また、心の問題の根源には親との関係が影響していることが多いとわかり、この授業をきっかけに、親子間の支援に携わりたいと思うようになりました。大学院では、児童相談所での実務経験が豊富な教員のもとで、現場経験を積んでいきたいです。