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教育学部 スポーツ教育学科に関するお知らせ

スポーツ教育学科で職業講話を実施しました

 10月11日(金)に開講された「スポーツ教育学基礎演習Ⅱ」に於いて、本学卒業生、田口岬希氏(2020年:シュニアスポーツ教育学科卒)をお招きして、スポーツ教育学科2年次に向けた職業講話が行われました(テーマ:「海外で生きるということ」)。

 田口氏は共学になる前の「神戸親和女子大学」出身。親和で過ごした学生生活の中で、性違和など他人と違うことに気づく日々を過ごしていました。しかし自分を見つめ直す中で、めざすべき将来、自分自身の強みなどについて徹底的に見つめてこられました。その結果、在学時の中国での留学経験などから、海外の子どもにご自身の経験を活かしたサッカーなどのスポーツを指導することに関心が高まりました。

 そして卒業後は、留学経験がある中国の地域にあるクラブチームでのサッカー指導、さらに現地の日本人学校(小学校)で体操を指導されております。今では定期的に日本と中国を往復して多忙の日々を過ごしておられます。

 職業講話を受講した学生達は、卒業後の進路、生き方について、既にある職業をもとに受け身で決めるだけではなく、自分の気持ちに正直になり、自分だけの生き方、働き方を探索することの面白さに気付いたことでしょう。

 講話をいただきました田口様、本当にありがとうございました。

田口岬希さんによる講話
後輩たちは熱心に耳を傾けています
学生が質問コーナーの司会をつとめました