教育学部 スポーツ教育学科に関するお知らせ
「共学化」2回目の遠泳実習!
令和6年7月12日(金)~15日(月・祝)、鳥取県岩美郡岩美町の東浜海水浴場において「遠泳実習」を実施しました。
本学の遠泳実習は約50年以上の歴史を有する伝統的な授業となっています。一昨年より実習場所を鳥取県岩美郡岩美町の東浜海水浴場に場所を移し、「共学化」による2回目の遠泳実習の開講となりました。
昨年度と同様、まだ梅雨明けが発表されない不安定な天候の状況での開講となりましたが、15週間にわたる「水泳」の授業で泳力を身につけた実習生19名(スポーツ教育学科1回生:男性16名、女性3名)が参加をしました。
これまで本格的に海で泳ぐこと自体が初体験の学生も含め、最初は足が地面につかないことや寄せる波の影響による「海の独特な特性」に恐怖を感じ不安な顔をしていました。しかしながら、実習日程が進むにつれて、班担当の先生方の指導により徐々にその不安も解消され、実習生たちの顔も日に日に凛々しくなっていきました。
実習最終日、昨年度は天候の悪化により泳ぐことができなかった「大遠泳」に全員で挑戦。その挑戦をサポートする教員・学生リーダーが実習生を見守りつつ、全員で励まし合いながら見事完泳(100分)。今年度、「共学化」2回目の遠泳実習においても数々の感動する物語が繰り広げられる中、お互いをリスペクトし合える関係性が芽生え、大きなトラブルもなく無事に「遠泳実習」を終えることができました。
この「遠泳実習」を通して、改めて教員も実習での学びの重要性を深く感じるとともに、実習生もこれから4年間を共に学んでいく仲間との絆がより一層強く結ばれたようでした。
これからも「教育学部スポーツ教育学科」では、多角的な視点から運動・スポーツの特性を踏まえた学科独自の学びを深め、それらを展開していきます。
教育学部スポーツ教育学科 宮辻和貴教員 (遠泳実習主担当)