学部学科・大学院

教育学部 児童教育学科に関するお知らせ

6月29日(土)「第14回国際教育フォーラム」を開催いたしました

 「第14回国際教育フォーラム」は、「主体的・探究的な学び ~保幼小中一貫教育のエンジン~」をテーマに、カナダからエリザベス・モーレイ氏(本学附属幼稚園名誉園長)、シンポジストとして山口 偉一氏(姫路市立白鷺小中学校校長)、森 眞理氏(鶴川女子短期大学 国際こども教育学科教授)をお招きし、コーディネーターは、本学児童教育学科教授 廣岡 義之が務めました。


 本講演は二部構成で行い、一部の基調講演では「どうすれば子どもたちがより良く、より深く学べるのか?〜探究力、自律、主体性の育成を考える〜」をテーマに、エリザベス・モーレイ氏よりご講演いただきました。
 従前からの伝統的な学校教育の在り方から、探究型の学びへと段階を踏んで移行していく様子を、事例や画像を示しながら、具体的なお話をしていただきました。生涯学び続ける人間になるために必要な力は自律性・主体性であり、それらを身につけるためには、どのように探究型の学習を実践すればよいかについて良いヒントをいただきました。

 二部のシンポジウムでは、コーディネーターの廣岡教授が進行し、山口 偉一氏、森 眞理氏、エリザベス・モーレイ氏らが「移行期の子どもたちに教員・保育者ができること」を共通のテーマとして子どもの主体性をどのように導いたら良いのか等、参加者からの質問にも答えながら、活発に議論を深めてくださいました。

 今回も、日頃から本学の教育にご支援いただいている教育・保育関係者の方々、本学の学生や卒業生、教育・保育に関して関心を持たれている方々に多数ご参加いただきました。

 本学では今後も教育職・保育職の更なる資質向上をめざして、明日の子どもたちの教育・保育の豊かな実践につながるような活動を企画してまいります。