国際交流

2016年度 米国教育研修活動日誌(アメリカ)

米国教育研修 現地報告【その1】

2月11日に日本を出発し、14時間のフライトを経て無事アメリカに到着しました。
今日2月12日は、昨日に引き続き天候に恵まれ、雲一つ無い快晴の中、アメリカ西海岸を代表する世界都市の一つであるサンフランシスコに行ってきました。BARTという海の下を通る電車に乗り、ケーブルカーに乗って街の景色を見ながら、海が見えるところまで行きました。
ランチタイムにはサンフランシスコで有名な Bread bowl soup を食べました。Bread bowl soup は大きくて丸いパンをくり抜いた中にスープが入っていて、そのスープに器になっているパンをちぎってつけながら食べます。とても美味しかったのですが、サイズがアメリカンなので、はち切れそうなくらいお腹いっぱいになりました。
ランチタイムの後は Fisherman's Wharf に行き、たくさんのSealionと一緒に記念撮影をしました。そのあとはいくつかのグループに分かれ、お土産を見たり、景色の写真を撮ったりしながら有意義な時間を過ごしました。
そして Union Square に戻り、再びグループに分かれて買い物に行きました。The Cheesecake Factory では、ショーウィンドーに並ぶさまざまな種類のチーズケーキに心を躍らせ、ラボ(宿舎)に帰って食べるためにみんなでテイクアウトしました。
明日からはいよいよローザ・パークス公立小学校での実習です。この研修のメインの一つである、小学校でのワークショップも始まります。少し不安もありますが、英語やジェスチャーなどを使い、子どもたちと積極的に関わっていきたいです。

2月12日 Ayaka, Minami, Chiho

米国教育研修 現地報告【その2】

2/13 Rosa Parks elementary school 初日でした。校長先生のpako先生に暖かく迎えていただきました。凄く緊張していましたが、日本語で"こんにちは"と挨拶してくれる子どももいて嬉しく思いました。しかし、英語を使って相手の意見を聞いて伝えることの難しさを実感しました。
午後からはUCバークレーの授業に参加させていただきました。ここでも先生や大学院生に暖かく迎えていただきました。今回の授業は academic language についての授業でした。アメリカでは国際社会ならではの人種や文化などの違いがあり、その違いを教育者としてどのように支援していけばよいのかということが授業で挙げられていました。大学院生に混ざりながらディスカッションをさせていただいて、私たちも教育者の1人として考えさせられることが多くありました。また、今回学んだことを日本に持ち帰り、様々なルーツがある子どもたちに対しても理解のある教員になろうと強く思いました。

2/14 Rosa Parks elementary school 2日目でした。初日に比べ、子どもたちに積極的に関わることができました。朝から warm welcome という学校の取り組みに参加させていただきました。様々な環境にある子どもたちが集まる Rosa Parks elementary school では、「We all belong here」「Everyone is welcome」などのボードを掲げ、自らの意見を主張する活動がありました。私たちも「kobe shinwa welcome every student」のボードを掲げ活動に参加させていただきました。また、私達は日本のお祭りについて授業をさせてもらいました。日本に興味を持ってくれたことが嬉しかったです。しかし、準備はしていたけれど様々な視点から授業づくりをすることの大切さに気付かされました。授業で作った楽器で楽しそうに休み時間遊んでいる姿をみて、凄く嬉しいと共に、やりがいや達成感も感じることができました。
この日は Happy Valentine's day ということで、クラス全員でメッセージを交換し友達や先生に"ありがとう"を伝え合う授業を体験しました。アメリカならではの Valentine's day を知ることが出来ました。
2月14日 Yuka, Miyu

米国教育研修 現地報告【その3】

2/15
3日目は、私たちのグループの授業日でした。日本独自のものである和紙を使って、折り染めをし、その模様を生かしたうちわを作りました。担任の先生がお休みというハプニングもありましたが、子どもたちが楽しそうにしている姿を見られて、よかったです。
2/16
ローザパークス小学校最終日の朝は、学園天国の歌とダンスをつけた全体パフォーマンスを披露しました。子どもたちも保護者の方もとても喜んでくれました。パフォーマンスを見た担当のクラスでない子どもたちからも、リセスの時に、感想や「一緒に遊ぼう」など、たくさん声をかけてもらえ、距離が縮まったように感じました。PTAの方から、Rosa Parks のTシャツをもらって、とてもうれしかったです。離れるのがさみしくなった1日でした。
Moe Haruna

ローザパークス小学校前にて
子供たちへのワークショップ
全校生徒へのパフォーマンス

米国教育研修 現地報告【その4】

2/18
昨日、サンフランシスコからロサンゼルスへ移動した我々は今日、カリフォルニアディズニーへ行ってきました。ランドとアドベンチャーという二つのパークが向かい合っており、すぐ行き来できるため、「ご飯はこっち、乗り物はあっち」と4~5回は往復したように思います。土曜日ということで勝手に混雑を予想していましたが、こちらの人は活動開始時間が遅く、朝は特にすいていて、順調にアトラクションに乗ることが出来ました。日本にはないアトラクションを中心に、ファストパスをうまく使い、なんと13個もアトラクションに乗ることが出来ました。最後には World Of Color という世界最大級のウォーター・スクリーンにディズニーのアニメなどが映し出されるショーを見ました。(私のチームは2時間前から並び、最前列を勝ち取りました。)壮大なスケールに圧倒されながら、全員がカリフォルニアディズニーランドを満喫することができ、とても充実した時間を過ごせました。
Ayaka.Minami.Chiho

米国教育研修 現地報告【その5】

2/22
21日・22日の2日間、Ohlone小学校で学ばせていただきました。Ohlone小学校の授業は、子どもたちを釘づけにさせてしまうような魅力的な授業が行われていて、大学生である私たちも頭を回転させ、子どもたちと共に考えました。先生と子どもたち、両者の真剣なまなざしがとても印象的な授業風景でした。
校内にあるファームや図書館も見学させていただきました。自分が食べている食べ物はどれだけ手間がかかっているのか、命のありがたみなど、様々なことを子どもたちはこのファームで学んでいることがわかりました。

そして、2日間かけてスタンフォード大学のキャンパス観光をし、昼に学食をいただきました。キャンパス内では教会の中のステンドグラスや「考える人」で有名な芸術家ロダンの彫刻を見ることができました。また、教育に関する図書を集めた専門的な図書館や、お土産などが買えるブックストアがあり、世界トップクラスレベルの大学の規模を感じることができました。

夜はみんなでテーブルを囲みアメリカでの最後の夕食を共にし、笑いあり、涙ありの振り返りを行いました。この2週間の充実感で満たされ、とても温かい気持ちで帰路につきました。 明日、日本に帰ります。長いようであっという間の2週間でした。この研修で学んだことを活かし、研修に参加した9人、春から教育者として頑張っていきます。

Arisa,Natsu

スタンフォード大学にて