国際交流

2024年度 海外語学研修活動日誌(アイルランド)

海外語学研修(アイルランド) 現地報告【その1】

2月8日、アムステルダム空港経由でコーク空港へ向かいました。
合わせて16時間のフライトで、30分ほどしかなかった乗り継ぎも皆で団結し乗り越えました。
しかし、コーク空港に到着後、荷物が届かないというハプニングが発生しました。
翌日の便にて無事に届けてもらい、海外では万が一を想定した行動を取ることが望ましいことを実感しました。

UCC初日は、オリエンテーションとクラス分けのためのスピーキングテストが行われました。
1クラス8人から14人のレベル別クラスで、コミュニケーションスキルを高める学習を行います。意見を求められる機会だけでなく、自ら発言する雰囲気に圧倒されていましたが、先生方は「間違いを恐れないで発言をすること」と励ましてくださいました。
慣れないアクセントに苦戦することもありますが、少しでも多く聞き取ることができるように努めたいです。

放課後は街を散策しました。
コーク市内はコンパクトな街で、服屋、本屋、家具屋などが並び、不自由なく過ごすことができそうです。
アイルランドは紅茶文化のイメージでしたが、可愛らしいコーヒーショップも多い印象でした。

それぞれ思い思いの目標が達成できるよう、充実した3週間にしていきたいです。

海外語学研修(アイルランド) 現地報告【その2】

学校では、月曜日から金曜日は9時から13時までレベル別クラスで授業を受けます。
コミュニケーションスキルを高めるために、ペアになった人と常に意見交換をしながらリスニング、スピーキング、ライティングなど行いました。しかし、なかなか自分が言いたいことを英語にすることが難しく苦戦する場面が何度もありました。
初日はまだ慣れないため分からない場面もありましたが、1週間経つと少しずつ慣れてきて、間違いを恐れない気持ちを持って発言できるようになりました。
周りの人が話している姿を見て、もっと英語力を高められるように頑張りたいと強く思いました。
また、日本では授業と授業の間の休憩時間は10分ですが、休憩時間が30分あるので学内のカフェに行って軽い軽食を食べたり飲んだりしました。
UCCには2つカフェがあり、コーヒー、ホットチョコレート、マフィンやクッキーなど色々売ってあり、学生の休憩時間の人気の場所のためいつも混んでいます。

ホームステイでは、私は年配のご夫婦のホストファミリーの家で過ごしています。
学校から帰ったらすぐに作りたてのご飯を用意してくれます。ご飯を食べながら1日の出来事やアイルランドでおすすめの場所など話しています。
慣れない英語で伝えるのが難しいですが、ホストファミリーはゆっくり話してくれたり聞き取ろうとしてくれたりするのでとても優しいです。日本からのお土産を渡した時、「日本に行ったことあるよ」とも話してくれ喜んでくれました。
ご飯はピザ、パスタ、アイリッシュプレート、ラザニアなど食べました。毎日豪華で美味しいです。食後にはクッキーと紅茶でティータイムがありアイルランドの文化を体験しています。

残り2週間で少しでも流暢に英語を話せるように積極的に英語を使って努力していきます。

海外語学研修(アイルランド) 現地報告【その3】

アイルランドに来て1週間が経ちました。
3週間という短い留学期間なので、休日はもちろん観光です。

土曜日はコークの近くにあるコーヴという街に行きました。
カラフルな街並みが印象的で、日本とはまた違った海外らしい雰囲気を楽しむことができました。他にも、コーヴ大聖堂やタイタニック・メモリアル・ガーデンなどにも行きました。半日だけでしたが、とても充実した時間になりました。

日曜日は皆で首都・ダブリンへ行きました。
トリニティーカレッジにある図書館や、ダブリン城、ギネスストアハウスなど、有名な場所を沢山巡ることができました。
特に、トリニティカレッジの図書館は大迫力で、一生の思い出です。

毎日慣れない英語での授業を受けているので、少し疲労感もありますが、沢山の刺激を受けながら日々過ごしています。そんな私たちにとって、この週末はとても良いリラックスタイムになりました。
今週も週末の予定を楽しみに、気を引き締めて頑張ります!

海外語学研修(アイルランド) 現地報告【その4】

アイルランドでの生活は2週目に突入し、ホストファミリーとの生活や学校生活にも慣れてきました。
毎日の授業は本当に学びが多く、日を重ねるに連れて理解出来ることが増えていく喜びを実感しています。また、国際色豊かなクラスメイトとの交流はとても楽しいです。様々な国の文化や日本との違いを知ることで自身の知識の幅も広がります。

初めは海外の料理が口に合うか不安でしたが、アイルランドの料理はとても美味しいです。ジャガイモの生産が盛んなアイルランドでは、日本でいうお米にあたる主食がジャガイモなので、2週間で1年分のじゃがいもを食べた感じです。
また、アイルランドはバターの生産が有名です。パンは炭酸水で膨らませているため添加物が少なく健康的な上、とても美味しいです。

今週末は、それぞれ別行動をしました。
イギリスのロンドンに行くグループとアイルランドの西側に行くグループに分かれました。私はアイルランドの西側を巡るツアーに参加しました。
この日はアイルランドではとても珍しい快晴で、天気に恵まれました。
Cliffs of Moherは長さ約8kmにもなる絶壁で、その壮観な眺望に圧倒されました。他にも15世紀に建造され、現存する城を見学したり、昼食では新鮮なサーモンを食べたり、とても充実した週末を過ごすことが出来ました。

アイルランドでの生活も残り僅かとなりました。
貴重な時間を大切に、悔いが残らないよう多くのことを吸収し、沢山の経験をして自身の成長に繋げていきたいです。

海外語学研修(アイルランド) 現地報告【その5】

コークに来て2週間が過ぎました。

授業については、先生が2人いて月曜日から木曜日の先生と金曜日の先生がいます。また、授業の時間は9:00-10:45、11:15-13:00です。
日本とは違う授業スタイルで少人数で先生を囲むようにして行われています。分からない単語が出てきた時は先生がネットで調べて画像を示してくれます。画像で単語を学ぶことが多いです。
他にも最初の30分は昨日の放課後何した?や週末何する予定?など日常の会話などのスモールトークから始まります。
英語を英語で学ぶことは今までに経験したことがなかったので、とても興味深い学びの毎日です。

ホームステイ先のホストファーザーのJohnは料理が趣味で毎日手の込んだ料理を作ってくれます。ご飯を食べ終わると家族で今日の出来事や明日の予定など話をしたり、一緒にニュースを見たりします。毎日コミュニケーションは欠かさずとっています。
先日は私の20歳の誕生日で家族でケーキやプレゼントで祝ってもらいました。

残りの1週間も授業をホームステイの両方とも有意義な時間になるように過ごしていきたいと思います。

海外語学研修(アイルランド) 現地報告【その6】

3週目の授業に突入しました。

日常会話の授業では正しい返答の仕方を学びました。
座学で学ぶだけではなく、ペアワークを通して、実際にコミュニケーションしながら練習することで、より身についたように感じました。

授業も最終週になり、総まとめの体制になってきました。ライティングで200 words程度書いたり、プレゼンテーションの準備に取りかかったりと日々がんばっています。
プレゼンテーションのテーマは「日本」にしました。日本の「食」「観光スポット」「有名人」などそれぞれが発表します。クラスメイトや先生との別れもあり、授業の最後には全員で記念写真を撮りました。
3週間という短い期間でしたがクラスメイトや先生方は温かく接してくださり、とてもいい思い出です。

放課後の生活はお土産を買いに行ったり、コーク市内から出て観光に行ったりとそれぞれが充実した午後を送っています。

ホストファミリーとの会話は日が経つごとにスムーズになり、自分のリスニング力向上を実感しています。
「日本に早く帰りたい?」と聞かれたときはもうすぐホストファミリーともお別れなのだと寂しい気持ちになりました。

残り少ない期間ですが最後までがんばりたいと思います。

海外語学研修(アイルランド) 現地報告【その7】

授業最終日は英語でプレゼンをしました。
2日間という短い時間でしたが各々準備をしてプレゼンに臨みました。
テーマは自由で日本の事についての紹介やロンドン旅行や野球といった幅広いジャンルでプレゼンをしました。英語でプレゼンをするので難しいと感じることがあり苦戦しましたが、全員満足するようなプレゼンが出来たと思います。
英語でのプレゼンは初めてで、すべてが伝わったかどうかは定かではないですが学んだ表現を駆使しながら全員が出来る最大限の表現が出来たと思います。終わってみるととても達成感を感じることが出来、貴重な体験になりました。

午後にはUCCから修了証をもらいました。
3週間のプログラムを終えて一人一人手渡しで修了証をもらいました。もらった時にもう終わったんだという気持ちになり少し寂しく感じました。
最後に記念撮影をしましたが、コークでは珍しく快晴で気持ちがよく最終日を締めくくることができてよかったです。

海外語学研修(アイルランド) 現地報告【その8】

無事最後の授業を終え、修了式が行われました!
研修の最初は英語を使うことに慣れておらず、苦労したことがたくさんありましたが、回数を重ねるうちに慣れていき現地での友達もたくさんでき、充実した日々を過ごしました。

修了式では、一人一人に修了証が贈られただけでなく、アイルランドに来て感じた文化の違いを英語で隣の人と共有したり、各々が先生方に感謝の気持ちを言葉に表し、良い振り返りとなりました。

最終日は、日本に帰国するだけだと思いきや、出発直前でフライトの機材トラブルに遭遇し、コーク空港に約10時間待機することになりました。その結果、30時間の移動となり、予定より約10時間遅れて関西空港に到着しました。疲労もたまっていましたがみんなで協力して乗り越えることができました。

この3週間様々な経験ができ、とても実りある時間を過ごすことができて良かったです!