大学案内

新たな教育改革が令和元年からスタートします

神戸親和女子大学 学長 三井 知代

令和元年、新たな年を迎え神戸親和女子大学の教育改革がスタートします。

少子高齢化、社会のグローバル化や情報技術の進展など、日本社会が大きく変化する中、大学教育においてそれらの変化に対応できる人材の育成が喫緊の課題となっております。そこで本学では新たな教育ビジョンSHINWA VISION 2030を掲げ、2030年に到達すべき大学像を明確にし、改革に取り組み始めました。

令和2年4月より、児童教育学科では小学校教員免許状に数学と英語の中学校教員免許状を加えた新たな教員養成課程を開設し、専門性の高い小学校教員の養成を目指します。

同年総合文化学科では、国語科教員と日本語教員資格のW取得を目指す「日本語・日本文化コース」と、1年間の西オーストラリア大学への語学留学により英語運用能力を高め、加えて中国語の会話能力をつけて、航空・観光業界、グローバル企業への就職を目指す「国際コミュニケーションコース」の2コースを開設する予定です。

心理学科では、本学大学院と連携し、国家資格である公認心理師と臨床心理士を養成する教育課程が昨年度より開始しています。

ジュニアスポーツ教育学科では、令和2年4月から新たな3コースを新設し、心と身体の両面からスポーツの本質に迫ります。さらに同年秋には、学生スポーツ、地域スポーツの拠点として新体育館「親和アリーナ」が完成します。

真に力のある、そして社会に貢献できる学生を育てるために、教職員が力を合わせて不断の教育改革を行ってまいります。皆様のより一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。