地域連携

お知らせ

3月10日(日)「すずらんホールファミリーコンサート」を開催しました!!

2019310日(日)、本学と北区民センターが主催となり「すずらんホールファミリーコンサート」がすずらんホールにて開催され、本学の音楽ゼミ234年次生、総勢74名が出演しました。

このコンサートも今年で5回目を迎えました。
当日は雨模様となり、みなさまに来ていただけないのではないかと心配しておりましたが、そんな心配をよそに、地域の方々や親子連れなど続々と集まってくださり、すずらんホールは超満員になりました。

1部では、ショートショートオペレッタ「もも・はな・かぐ・さか物語」を上演しました。学生ならではの個性あふれる演出や管打楽器やシンセサイザー等の生演奏による迫力ある音で、各場面を盛りたて、子どもたちはどんどん物語の世界に引き込まれクギ付けになっていきました。また物語の中には楽しいダンスや美しい歌もあり、「仲間を思いやる気持ちの大切さ、夢を持つことの素晴らしさ」を子どもたちに伝えました。
オペレッタ終了後には、オペレッタクイズも用意されており、中には難しいクイズもありましたが、和やかな雰囲気で第1部が終了しました。

2部では、さまざまな演奏をお届けしました!
はじめに23年次生による女声3部合唱、「アイデア」を披露しました。カワイイ振りつけとともに心もウキウキ、楽しく元気いっぱいに歌ってくれました。
次は3年次生による女声3部合唱、「ドラえもん」「世界はあなたに笑いかけている」を続けてお送りしました。コミカルなリズムで自然と身体が動いたり、歌声から自然と微笑みが溢れたりと和やかな雰囲気が会場を包み込みました。
次は、マスカットお兄さんからマスカット体操を教えてもらい、会場のみんなも見よう見まねで音楽に合わせて体を動かし、最後はスカッと気分爽快になりました!!
さぁ身体も心もスカッとしたとことで、次は山本裕之教授の登場!!
先生と一緒に「鬼のパンツ(フニクリフニクラ)」に挑戦しました。最初に振りつけの練習をした後、1番は先生によるテノール独唱、2番は会場のみんなと振りつきで一緒に歌いました。先生の力強い歌声につられて子どもたちも力強く上手に踊ることができ会場のみんなが心ひとつになりました。
次は、4年次生による女声3部合唱「うたエール」を披露しました。仲間たちや会場のみなさまの背中を少しでも後押しできればという応援メッセージ込めてお届けしました。
続いて、ブラスアンサンブルとして「宝島」を234年次生全員でかわいいダンスとともにお贈りしました。ソロのパートがあったり、パート別のソロがあったりとステージからひと時も目を離すことができず、目と耳で音楽を楽しむことができました。
そして最後に、234年次生全員で「花になれ」をお届けしました。北区の花"すずらん"の花ことばにもあるように、再びみなさまに幸せがおとずれますようにと願いを込めて歌わせていただき、全てのプログラムを終えました。
最後は、学生による花道でホールの出口まで会場のみなさまをお見送りしました。

みんなで楽しく踊ったり、心に染みる歌声を響かせてくれたりと盛りだくさんのプログラムで、楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。
今回24年次生のこのメンバーで出演させていただいた、このコンサートは最初で最後のステージでした。74名の声量はホール全体に響き渡り、またその表現力は圧巻でパワーがそして笑顔が溢れていました。
歌声とともに、11曲にそれぞれに込められた学生たちの想いが、みなさまの心に少しでも伝わってほしいと願っています。

学生たちにとって、仲間とそして会場のみなさまと「音楽を通じて心と心をつなぐ」ことの喜びを実感することができました。このような貴重な経験が、これからの学生生活や音楽表現に大きな力となっていくことと思います。


今後ともこのような北区の地域活動に積極的に参加させていただき、北区唯一の大学として、地域のみなさまに支えていただきながら、みなさまとともに北区がさらに発展するよう取り組んでまいります。

山本裕之(音楽)ゼミによるオペレッタ・ボランティア公演は、平成5年から毎年実施しており、平成17年には「こうべユース賞」(神戸市)、平成25年には「神戸キワニスクラブ社会公益賞」、平成29年には「青少年を地域で讃える賞」(神戸市北区)を受賞しています。

♪ショートショートオペレッタ「もも・はな・かぐ・さか物語」
♪マスカット体操で心も体もスカッとハツラツ
♪山本先生によるテノール独唱とともに
♪出演者全員写真