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お知らせ

11月3日(祝)森林植物園において「琴の演奏会」を開催しました!

2017年11月3日(祝)、神戸市立森林植物園で行われている「森林もみじ散策」イベントに、本学筝曲部が参加しました。

秋の深まり、紅葉が美しくなるこの季節、他では見ることができない世界のもみじ巡りができる森林植物園では、この期間を「森林もみじ散策」とし、様々なイベントが開催されています。そのイベントの1つとして、本学筝曲部による「琴の演奏会」を開催しました。

3連休の初日は天候にも恵まれ、さわやかな秋晴れの下、音響設備の整った環境をご準備いただき特設会場が整いました。開演30分前から少しずつ観客の方々が集まってくださり、学生たちは緊張感が高まっている様子でした。今日は「四季メドレー」「螺鈿」「菊花繚乱」の3曲を用意しました。「四季メドレー」ではみなさまお馴染みの曲に、中には口ずさむ方も・・・。「螺鈿」では十七弦が加わり、さらに「菊花繚乱」では三味線も加わり、それぞれの独特の音色と十三弦の音色が相まって奥深い音色が会場中に響き渡りました。琴の音色に引き寄せられるかのように足をとめてくださる方もたくさんいらっしゃって、午前・午後の公演ともに、小さなお子さまからご年配の方まで幅広い年齢層の方々にお集まりいただき、約300名の方々に琴の調べを楽しんでいただけました。

残念ながら紅葉はまだ始まったばかりで、見ごろではありませんでしたが、大自然の木々の葉っぱたちに琴の音色が染み渡るようにと一生懸命演奏させていただきました。来園者の方々は最後の最後まで学生の演奏に耳を傾けてくださいました。

演奏が終わると、あたたかい拍手をいただくことができ、嬉しそうな学生たち。公演と公演の間には、来園者の方に声をかけていただく場面も・・・。「今日は演奏会を楽しみに来ました」「毎年素敵な演奏を聴かせてもらいありがとう」と嬉しいお言葉や「楽譜はどのようになっているの?」「一番低い音色はどの琴なのですか?」など質問もいただき、琴を通じて地域の方々と交流する有意義な時間を持つことができました。

また、「これからもがんばってくださいね」「来年もぜひお聴きしたいです」といった応援メッセージもいただき、温かい気持ちになる中、一日の活動を終えました。

今後とも、このような北区ならではの地域活動に積極的に参加させていただき、北区唯一の大学として、地域の方々と交流を深めながら、さらに北区が発展するように取り組んでまいります。

十七弦、三味線も加わり奥深い音色に・・・♪
特設会場に集まってくださりました
大自然を背景に琴の調べを楽しんでいただけました