お知らせ

【更新】「しあわせ運べるように」が繋いだ新潟県山古志中学校との交流会

 2月20日(火)に新潟県山古志中学校の生徒6名と校長先生含め3名が、修学旅行の一環として本学に来学されました。
 目的は、阪神・淡路大震災をきっかけに作られた『しあわせ運べるように』を通じて、教育学部教育学科の臼井先生と本学の音楽ゼミ学生との交流です。
 新潟県中越地震で被災した山古志村で学ぶ生徒達は、歌で繋がっている想いを持って、本学へ来学。山古志村の震災時の様子や現状の村の取組を本学の学生へプレゼンテーションしてくれました。本学の学生達も生徒の真摯な語りに耳を傾け、お互いの想いを共有しました。
 その後は、臼井先生の指揮のもと、『しあわせ運べるように』を本学学生から手話も教わり、一緒に歌いました。
 神戸、熊本、新潟などの被災地で歌い継がれたこの歌が能登半島地震の被災地にも響きわたり、被災者の方の心に寄り添うことを願っています。
 本交流会を通じて、本学学生達には非常に貴重な体験となりました。
 山古志中学校の生徒の皆さん、ありがとうございました。

臼井先生からのコメント
 山古志中学校の皆さんへ
 今日は新潟から修学旅行の途中に、神戸親和大学を訪問していただき、ありがとうございました。山古志で19年前の地震発生から「しあわせ運べるように」を歌い継いでいただいているご縁で、私のゼミ生たちと歌の交流会ができ有意義なひと時でした。29年前に歌に託した思い、歌詞の意味、そして歌詞をいかに表現して歌うか、指先まで思いを込めた手話・・・大切なことを伝えることができ貴重な時間となりました。これからは皆さんが新潟の多くの人たちに、作者が願っていた歌い方を伝授してください。期待しております。

神戸親和大学 臼井 真

 ※この交流会の模様については、テレビの取材撮影を受けました。

【更新】交流会について、山古志中学校およびNHKのホームページに掲載されています。ぜひご覧ください。
山古志中学校ホームページ
NHKホームページ

震災時の様子や村の取組をプレゼンテーション
臼井先生が歌に託した思いとは
本学学生が歌を披露
手話を教わる生徒たち