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【教育学科】福島から「しあわせ運べるように」合唱団が本学へ来学 臼井先生の音楽ゼミ3年次生と交流

 12月27日(金)に福島から「しあわせ運べるように」合唱団15名が本学へ来学してくれました。来学の目的は、教育学科 臼井先生と音楽ゼミ3年次生との交流です。

「しあわせ運べるように」合唱団のメンバーは、福島で東日本大震災を経験した本学の学生と同年代の大学生を中心に、高校生、中学生、小学生のメンバー15人で構成されています。

 歌の交流会前に、「しあわせ運べるように」合唱団から、東日本大震災で福島が体感したことを写真等を用いて説明がありました。

 その後、音ゼミ生による「WELCOME親和」の楽曲で歌の交流会がスタート。「しあわせ運べるように」合唱団からは、「東日本大震災」をテーマに提案型授業を行ってくれました。授業では、「故郷の大切さ」「家族へのありがたさ」が語られ、本学の学生も改めて震災への想いを共感した授業となりました。また、「自分のやりたいこと」と「自分にできることを探す」ことをしていると話があり、非常に感慨深い内容となりました。

 提案型授業の後は、阪神淡路大震災で非常に辛い経験をされた高井様から母親としての人生、臼井先生との出会い、「笑顔の向こうに」が作られた想いが語られました。

 交流会は終盤を迎え「笑顔の向こう」「群青」「しあわせ運べるように」の3曲が合唱されました。「笑顔の向こう」は高井様からの話があった後だった為、非常に想いが込められた歌声になりました。最後に「しあわせ運べるように」は歌詞を「神戸」、「福島」、「ふるさと」を用いて歌われました。

 本交流会を通じて、震災を風化させず、歌い繋げていく大事さを改めて学び深めることができました。また、将来幼稚園の先生をめざす、福島の学生もおり、本学の学生と同じ路をめざすことも共有できた素晴しい1日となりました。

 福島の「しあわせ運べるように」合唱団の皆さま、本当にありがとうございました。

※多数のメディアが取材に来てくれました。ありがとうございました。

交流会前
WELCOME親和!
提案型授業
臼井先生の指揮で合唱