お知らせ
4月20日(木) 晶子と登美子 -文学を楽しむⅠ- が開講されました。(1/2回目)
本学の公開講座の中で、根強い人気がある文学の講座が始まりました。
今回の講座は2回といつもより回数が少ないのですが、早々に応募者が 集まりました。
「みだれ髪」で知られる与謝野晶子と、師・鉄幹をめぐる悲しい恋の ヒロイン山川登美子。
二人の短歌を読み、新しい女性の世紀を考えます。 初めてのかたにも親しい入門編です。
晶子の、やは肌のあつき血汐にふれも見でさびしからずや道を説く君、 この「やは肌」は万葉集の「柔膚」から学んだと言われます。
登美子の、 それとなく紅き花みな友にゆづりそむきて泣きて忘れ草つむ、この「忘れ草」も また古今和歌集や土佐日記に習ったものです。
これら歌の言葉を正しくとらえて、「明星」の恋と文学を楽しみます。