お知らせ
日本初※「おもちゃ活用力開発コース」(副専攻)2025年度設置 産学連携で「おもちゃ王国」と協定を締結
~今だからこそ、「おもちゃ」を教育や企業活動の中で開発・活用し社会に広げることのできる人材の育成をめざす~
をテーマに神戸親和大学とおもちゃ王国が2024年10月21日に協定を締結しました。
幼稚園教諭、保育士、小学校教諭、中学校教諭などの人材育成に実績の高い本学では、2025年度から副専攻制度を導入し、新たに「おもちゃ活用力開発コース」を日本で初めて開設します。このコースは、(株)おもちゃ王国(本社 玉野市)と連携して展開するもので、おもちゃ王国でのインターンシップや、プログラム開発をテーマとしたPBL、専門家・実践家によるおもちゃの特性や教育的価値のレクチャー、子どもを取り巻く家庭や地域の現状、テーマパークの運営など、大学と現場での学びをつなぎ、実践的な力を身につけることができる特徴を持っています。
子どもや子育て、また学校教育をめぐっては、ICTが進む一方で「リアルなもの」の価値をどう捉えて教育や子育てに活かしていくのかが大きな課題となっています。「おもちゃ」は、親子の間、先生と子ども、社会と子どもをつなぐコミュニケーションポンドでもあり、古くから子育てや教育の中で、子どもの成長と良さを内側から引き出す「教材(マテリアル)」として、最も大切にされてきたものの一つです。
また日本は、独特の高度な子育ての文化が江戸時代から積み重ねられる中で、早くからドイツと並ぶ「おもちゃ」の輸出大国として世界をリードする国でした。現在も、テレビゲームだけでなく、多様な「おもちゃ」を創造して世界をリードしている伝統を受け継ぎ、さらに発展させることのできる人材の育成は大きな社会課題の一つでもあります。
「先生になるなら、親和!」で知られている本学で、このような「おもちゃ」を開発し、子育てや学校教育に専門家として開発し活かすことのできる人材を育てることが、2025年度の副専攻の開設を通して日本で初めて始まります(副専攻には、他にも4つのコースが同時開設します。
本学の新たな取り組みにご期待ください。
☆本取組がメディアに掲載されています。(外部リンク)
※日本初は本学調べ