お知らせ

親和学園創立130周年記念「第12回国際教育フォーラム」(2017年7月17日)及び 「講演会」(7月22日)を開催いたしました

「第12回国際教育フォーラム」は、「子どもの主体的な学びを育むプロジェクト活動」をテーマに、イタリアのレッジョ・エミリア市からパオラ・ストロッツィ氏(ペタゴジスタ:教育専門家)、マッシモ・ギラルディ氏(アトリエリスタ:芸術専門家)をお迎えし、そして本学名誉教授山根耕平が加わってのパネル・ディスカッションを行いました。
コーディネーターは、本学児童教育学科准教授猪田裕子が務めました。
世界でも最も先進的であると言われるレッジョ・エミリア・アプローチの中心のひとつであるプロジェクト活動の実際を踏まえ、子どもの主体的な学びを育む保育、子どもとともに学び合いながら育っていく保育者のあり方などについて、実践活動例などを交えて議論がなされました。

また、「講演会」では、パオラ・ストロッツィ氏とマッシモ・ギラルディ氏が、プロジェクト活動の具体的な実践をもとに、子ども、保育者、保護者、地域がつながり合って深められていく保育について話してくださいました。地域、保護者、保育者の連携の下で行われる子育て支援、子どもたちの活動記録であるドキュメンテーションの話が強く印象に残りました。

両日とも、日頃から本学の教育にご支援いただいている教育・保育関係者の方々、本学の卒業生や現役の学生の皆様、本学と連携協定を結んでいる教育委員会や行政関係の方々に多数ご参加をいただきました。

本学では、今後も教育職・保育職の更なる資質向上をめざして、明日の子どもたちの教育・保育の豊かな実践へつながるような講演会やフォーラムを積極的に計画してまいります。

レッジョ・チルドレンHP(英語版)はこちらから

会場が満席となった「国際教育フォーラム」
白熱したパネルディスカッション
三宮サテライト校で行われた「講演会」
参加者から多くの質問が寄せられました