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お知らせ

1月19日(土) 六條八幡宮「厄除け祭」に福娘として参加しました!

2019119日(土)、神戸市北区の伝統行事の一つである、六條八幡宮「厄除け祭」に、本学学生が福娘として参加しました。このお祭りは、平安時代中期に宝殿を建てたのが起源という六條八幡宮において、神事によって福をいただいた福娘が、参拝客に福を分け与えるという伝統行事です。

9年前から、本学学生も福娘として参加させていただいています。

まず神社に着くと、巫女装束を着させていただきました。もちろん初めて袖を通す巫女装束にドキドキしながら、お世話役の方から着方を教わり、着させていただきました。なかなか着ることのない巫女装束の姿にワクワクしていた学生たちでしたが、時間が近づくにつれて、お役目を果たさなければと神妙な面持ちとなり、緊張が高まっていく様子でした。

そして時間になると、宮司の後につづいて本堂まで移動し、厳かな雰囲気の中、神事が執り行われました。しっかりと福を授けていただき、無事に神事が終了した後は、たくさんの参拝者の方々からの大きな拍手に迎えられ、1人ずつ壇上へと上がりました。

いよいよ、みなさまお待ちかねのお餅撒きの時間です。

小学生以下の部と一般の部と、2回にわけて投げ入れが行われます。小学生以下の部では、近隣の幼稚園や小学生の園児・児童の子どもたちがたくさん集まってきています。

世話役人さんからの合図の後、次々に紅白のお餅やお菓子が福娘の手から投げ入れが始まりました。壇上近くの子どもたちからも「おねえさん、こっちにも投げて!」、「もっと遠くにも投げて~!!」などなど、たくさんの声をかけいただきながら、満面の笑みで「みなさまに福がおとずれますように・・・」と願いをこめて投げ入れを行いました。子どもたちの手には、大きな袋にお餅やお菓子がた~くさん!! とっても満足そうな顔で「おねえさん、ありがとう」と家路についていきました。

巫女装束を着させていただき、最初は不安そうな様子でしたが、最後にはすっかり板についた様子で、福娘として立派に従事してくれました。学生たちは、「このような伝統行事に参加でき、緊張したけどとても楽しかったです」、「子どもたちや地域の方々にたくさん声をかけていただき、嬉しかったです」、「とても貴重な体験ができました」と晴れ晴れした面持ちで話をしてくれました。

本来なら、なかなか参加できないこのような地域の伝統行事に参加させていただき、また、たくさんの地域の方々と交流をさせていただきました。微力ながら、地域の伝統行事にお力になれますよう、今後とも本学は地域の活動に積極的に参加してまいります。

いよいよおもちまきの時間です
あちらこちらから「こっちにも投げて~」の声が聞こえてきます
しっかりとお役目を果たせました
お世話役の方々との記念撮影