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11月3日(祝)神戸市立森林植物園「森林もみじ散策」に本学筝曲部が参加しました!!

2018113日(祝)、神戸市立森林植物園で行われている「森林もみじ散策」イベントに、本学筝曲部が参加しました。

秋の深まり、紅葉が美しくなるこの季節、他では見ることができない世界のもみじ巡りができる森林植物園では、この期間を「森林もみじ散策」とし、様々なイベントが開催されています。そのイベントの1つとして、本学筝曲部による「琴の演奏会」を開催しました。

さわやかな秋晴れの下、音響設備の整った環境をご準備いただき野外の特設会場が完成。開演30分前から少しずつ観客の方々が集まってくださり、学生たちは緊張感が高まっている様子でした。今日は「四季メドレー」「炎の朱」の2曲を用意しました。「四季メドレー」ではみなさまお馴染みの曲に、中には口ずさむ方も・・・。
次の演奏の準備ができるまでは、学生による簡単なレクリエーションを実施。脳を使って手先を動かす内容ですが、観客席からは「あれ?」と笑い声が・・・。脳のトレーニングも兼ねたレクリエーションに心も体もホッと温かくなったようでした。
続いては「炎の朱」を披露しました。十七弦が加わり、その独特の音色と十三弦の音色が相まって奥深い音色が会場中に響き渡りました。琴の音色に引き寄せられるかのように足をとめてくださる方もおられました。午前・午後の公演ともに、小さなお子さまからご年配の方まで幅広い年齢層の方々にお集まりいただき、約400名の方々に琴の調べを楽しんでいただけました。

残念ながら紅葉はまだ始まったばかりで、見ごろではありませんでしたが、大自然の木々の葉っぱたちに琴の音色が染み渡るようにと一生懸命演奏させていただきました。来園者の方々は最後の最後まで学生の演奏に耳を傾けてくださいました。

演奏が終わると、あたたかい拍手をいただくことができ、安堵の表情をした学生たち。
来園者の方から「どのように弾いているのですか?」「楽譜はどのようになっているの?」「一番低い音色はどの琴なのですか?」など質問もいただき、琴を通じて地域の方々と交流する有意義な時間を持つことができました。

また、「毎年素敵な演奏を聴かせてもらいありがとう」「これからもがんばってくださいね」「来年もぜひお聴きしたいです」といった応援メッセージもいただき、温かい気持ちになる中、一日の活動を終えました。

今後とも、このような北区ならではの地域活動に積極的に参加させていただき、北区唯一の大学として、地域の方々と交流を深めながら、さらに北区が発展するように取り組んでまいります。

大自然を背景とする特設ステージで
たくさんの方々に琴の調べを楽しんでいただきました
演奏と演奏の間にレクリエーションで身体を動かします
どうやって音が鳴るの??