地域連携

お知らせ

3月4日(日)「すずらんホールファミリーコンサート」を開催いたしました!!

2018年3月4日(日)、本学と北区民センターが主催となり「すずらんホールファミリーコンサート」がすずらんホールにて開催されました。
本学からは、音楽ゼミを中心に2・3・4年次生、総勢74名が出演しました。

このコンサートも今年で4回目を迎え、また休日ということもあり、会場には地域の方々や親子連れなどたくさんの方々が集まってくださり、
すずらんホールは超満員になりました。

第1部では、ショートショートオペレッタ「みならい天使」を上演しました。
昨年大流行したあのダンスが演出されるなど、学生ならではの演出にどんどん物語の世界に引き込まれ、子どもたちはクギ付けになっていきました。
また管打楽器やシンセサイザー等での生演奏の迫力ある音で、各場面を盛りたて、
楽しいダンスや美しい歌声で「仲間を思いやる気持ちを持つことの大切さ」を子どもたちに伝えました。
オペレッタ終了後には、オペレッタクイズも用意されており、中には難しいクイズもありましたが、全問正解のお友だちもたくさんいる中、
和やかな雰囲気で第1部が終了しました。

第2部では、さまざまな演奏をお届けしました!
はじめに2・3年次生による女声3部合唱、映画「LA・LA・LAND」より『Another Day Of Sun』を軽快にそして元気よく、
次は3年次生による「オトノナルホウヘ」、「風になりたい」を美しいハーモニーで披露しました。
その後は、マッチョマンたちからマッチョ体操を教えてもらい「チェケマッチョ」の音楽に合わせて会場のみんなで体を動かし、
最後はそれぞれの決めマッチョポーズで締めくくりました。
カッコイイマッチョポーズが決まったところで次は山本裕之教授の登場!!
先生と一緒に「鬼のパンツ(フニクリフニクラ)」に挑戦しました。1番は山本裕之教授によるテノール独唱、
2番は会場のみなさんと振りつきで一緒に歌いました。
歌の前に練習をしたおかげで、子どもたちも先生の歌声とともに上手に踊ることができました。
次は、4年次生による女声3部合唱「笑顔」を披露しました。大切な人と一緒に笑顔で生きていこうという
温かなメッセージが届くようにとお届けしました。
続いて、映画「塔の上のラプンツェル」より「塔の上のラプンツェルメドレー」を
2・3・4年次生全員でブラスバンドとかわいいダンスとともにお贈りしました。
最後に「ふるさと」を披露させていただきました。誰もがそれぞれの"ふるさと"がありますが、
ここ北区もまた戻ってきたくなる"ふるさと"と感じることができたのは、地域のみなさまにいつも温かく迎えいれてくださったから。
そんな感謝の想いをのせて歌ってくれました。

みんなで楽しく踊ったり、心に染みる歌声を響かせてくれたりと盛りだくさんのプログラムで、楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。
今回2~4年次生のこのメンバーで出演させていただいた、このコンサートは最初で最後のステージでした。
74名の声量はホール全体に響き渡り、またその表現力は圧巻でパワーがそして笑顔が溢れていました。
歌声とともに、1曲1曲にそれぞれに込められた学生たちの想いが、みなさまの心に少しでも伝わっていることを願っています。

学生たちにとって、仲間とそして会場のみなさまと「音楽を通じて心と心をつなぐ」ことの喜びを実感することができました。
このような貴重な経験が、これからの学生生活や音楽表現に大きな力となっていくことと思います。
今後ともこのような北区の地域活動に積極的に参加させていただき、
北区唯一の大学として、地域のみなさまに支えていただきながら、みなさまとともに北区がさらに発展するよう取り組んでまいります。

山本裕之(音楽)ゼミによるオペレッタ・ボランティア公演は、平成5年から毎年実施しており、平成17年には「こうべユース賞」(神戸市)、
平成25年には「神戸キワニスクラブ社会公益賞」、平成29年には「青少年を地域で讃える賞」(神戸市北区)を受賞しています。

♪ショートショートオペレッタ「みならい天使」
♪マッチョマンたちと「マッチョ体操」
♪山本裕之先生と「鬼のパンツ」
♪迫力あるブラスアンサンブル演奏