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お知らせ

2月11日(日) 淡河八幡神社「御弓神事」に本学弓道部が参加しました!!

2月11日(日)神戸市北区淡河町の淡河八幡神社において「御弓(おゆみ)神事」が行われました。「御弓神事」は、鎌倉時代から続くとされ、悪霊を射払い厄除解除と五穀豊穣とを祈願する行事で、県の重要無形民俗文化財に指定されています。

寒波の到来により厳しい寒さが続く中、この日は少し寒さが和らぎ、伝統ある行事を人目みようと多くの方々が参拝にこられていました。

拝殿でのお祓いの後、大的の中央に「鬼」という字を書き、墨で塗りつぶす鬼封じ(的祓い)の儀が行われ、次に氏子から選ばれた4人の射手が的をめがけて計16本の矢を放ちます。4人が的に矢を放つと、参拝客から歓声が上がりました。

そして、4人の射手に続き、追補行事である、地元中学生らが次々と矢を放つ「三十六人大的射(おおまとい)」も行われました。「三十六人大的射」は1677年の文書に記載されていた儀式で、淡河中学校・志染中学校の生徒が代々この伝統行事を再現し守り続けています。

本学弓道部も毎年参加し、今年は9名が中学生に続いて大的に矢を射って奉納させていただきました。初めて参加する学生は緊張しながらも無事に大的を射抜くことができました。

本来なら、なかなか参加できないこのような地域の伝統行事に参加させていただき、また、たくさんの地域の方々と交流をさせていただきました。微力ながら、地域の伝統行事にお力になれるよう、今後とも本学は地域の活動に積極的に参加してまいります。