「教員養成講座」がおこなわれました。

2023年1月21日（土）の午前中、各教育委員会の指導主事による『教員養成講座』を開催いたしました。

この『教員養成講座』は教員採用試験の試験内容等を聞く内容ではなく、各先生方の豊富な経験を織り交ぜながら昨今の教育現場に焦点をあて、今後、教員をめざす学生とともに考える講座として、毎年実施しています。
対象は小学校・中学校・高等学校・特別支援学校の教員をめざす学生です。

今年度は、兵庫県教育委員会 および 神戸市教育委員会にご協力を賜り、現在の教員になりたい思いや考えを参加型（ペアワーク）で意見交換をおこなったり、ワークシートで書く時間を設けてくださったほか、授業づくりのポイント、各自治体の採用された後の研修・育成プログラム、新規採用の研修の様子などを丁寧に説明くださいました。
学生にとっては、多くの発見や気づきにつながる貴重な時間を過ごすことが出来ました。


＜参加学生のコメント（一部紹介）＞
・研修では新任教員のためにさまざまな取り組みをおこなっていることがわかりました。教員として成長できるようなカリキュラムにとても魅力を感じました。
・子どもたちや保護者の方と関わるなかで「想像力が大切であること、多面的・多角的な見方が大切であること」が特に印象に残りました。今後の学生生活で、大学生だからできること、また教員になるためにできることを実践していきたいです。
・子どもとの関わり、保護者との関わり、先生同士の関わりなど、多くの人と関わる場面が教師にはありますが、その上でどのような距離感でどのように関係性を築いていくことが必要なのか、とても考えさせられる時間になりました。身近な友達や家族、アルバイト先では、どのように人と接しているのかも振り返ってみて、学んだことを行動に移してみようと思いました。

年度末お忙しい最中に本学までお越しくださり、ご講演の先生方をはじめ、各教員委員会の関係部署の方々にご協力いただきましたこと、改めて感謝申し上げます。

引き続き、本学では学生が多く成長できる機会をつくり、『先生になる！』という将来への夢づくりを大学全体でサポートしていきます。