就職・キャリア

お知らせ

『教員養成講座』がおこなわれました。

2021年2月13日(土)・27日(土)の2日間にわたり、各教育委員会の指導主事による『教員養成講座』を開催いたしました。

この『教員養成講座』は教員採用試験の試験内容等を聞く内容ではなく、各先生方の豊富な経験を織り交ぜながら昨今の教育現場に焦点をあて、今後、教員をめざす学生とともに考える講座として毎年2~3月に実施しています。
対象は小学校・中学校・高等学校・特別支援学校の教員をめざす学生です。

13日(土)は大阪府教育庁/兵庫県教育委員会、2月27日(土)は兵庫県教育委員会/神戸市教育委員会にご協力を賜りました。

年度末お忙しい時期に本学までお越しくださり、対面でご講演いただきました先生方をはじめ、各教員委員会の関係部署の方々にご協力いただきましたこと、改めて感謝申し上げます。

引き続き、本学では学内での講義以外にも多くの機会をつくり、『先生になる!』という将来への夢づくりを大学全体でサポートしていきます。



(学生からの感想を一部紹介)
・「教員になりたい」という漠然とした理由から講座に参加したが、「自身が考える理想の教員像とは?」「どのような力が子どもたちに必要か」を書き出したり、注目すべき教育のキーワードの説明を聞くことで、今後教員になるために必要な自分の力が明確になった。

・「授業体験」が一番印象に残った。たくさん考えて頭を動かすこと、面白くて子どもたちにとって楽しい・興味をひかせる授業のつくり方を学ぶことができた。

・「すべての子どもにやる気と自信を持たせることができる教員になりたい!」と思った。

・年々社会が変化しており、その時代に合わせた教育を実施しなければならないことに改めて気づかされた。

・スクールサポーター(学校でのボランティア)で支援を必要とする児童がいるが、行動や表情、問題の表面だけではなく、その児童にある見えない部分での理由もしっかり考えて行動に移すことの大切さを知った。

・"アナログからデジタルへ"-- 今回のコロナ禍での大学もそうでしたが、子どもたちにとってGIGAスクール構想を取り入れた教育の重要性を学ぶことができた。効果的な学習の仕方や個別支援のあり方を考えされられた。

・GIGAスクール構想で必要なタブレットの台数に驚いた。自分たちがそのような教育を受けてこなかったが、子どもにプラスになることが多く、最後に「若手の教員に期待している!」ともおっしゃってくださったので、授業がおこなえるか不安だがたくさん活用してみたいと思った。

・卒業論文のテーマで『防災教育』を取り上げる予定だったので、講座内で防災教育の内容を聞くことができてよかった。

講義会場(感染症対策を行い、会場は満席に!)
講義の様子①(詩をつかって授業体験!)
講義の様子②(特別支援教育から “個人に合った支援って?”)
講義の様子③(学生との深みのある対話も繰り広げられました)