学生生活
生成AI活用に関する基本方針
【神戸親和大学における生成AI活用に関する基本方針】
2025年9月
近年の生成AI技術の急速な発展は,社会に大きな変化をもたらそうとしている。あらゆる場面で広く活用され,教育・研究・事務処理等においても,様々に活用できる。一方,誤情報の生成,プライバシー侵害,著作権問題,不正行為といったリスクも伴っている。これらの状況を踏まえ,学生・教職員が生成AIリテラシーを身に付け、適切(かつ積極的)に活用することを本学の方針とする。その際の留意点は以下のとおりである。
(1)生成AIは,教育・研究・業務を効率化するツールとして,適切な利用を推奨する。ただし,生成AIはあくまで補助ツールであり,人間の思考力,創造性,学びの主体性を代替するものではないという基本認識が重要である。
(2)生成AIの利用にあたっては,潜在的なリスクを踏まえ,対策を講じる。特に,個人情報や機密情報の入力による情報漏洩,生成されたコンテンツの正確性やバイアス,著作権侵害の可能性には細心の注意を払う。不正確な情報の鵜呑みは避け,必ずファクトチェックを行う。
(3)学術的なインテグリティの観点から,生成AIの回答をそのまま提出することは認めない。利用した場合は,文献引用と同様に,利用箇所,ツール名,プロンプト等の情報を明確に記載する。
(4)学生および教職員の生成AIリテラシーの向上に努める。生成AIの仕組み,能力,限界,リスク,適切な利用方法に関して理解し,適切に活用する力を向上させることが重要である。
なお、本方針については、今後社会や技術の発展状況に応じて適切に見直しを行うこととする。
学修などでの生成AI利活用ガイドライン



