“学び”の道のり
テキスト履修
テキスト履修は、テキストで学習し、課題レポートを作成して提出。
科目修了試験は、レポート提出後に受験申請をして受験。
レポートと科目修了試験の両方に合格すれば、その科目の単位を修得できます。
[ 科目修了試験 ]
単位修得までの流れ
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STEP 01
テキスト購入
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「学習の手引き」(入学許可時に本学から送付)で科目ごとに指定されているテキストを各自が大学生協・一般書店等で購入します。
※テキストは1科目につき1,000円~3,000円程度。

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STEP 02
テキスト学習・レポート作成
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「学習の手引き」に記載されている課題に対してテキストから学んだことをもとにレポートを作成します。科目の単位数に応じてレポートの課題数が決められています。
※1単位につき1課題。1課題につき2,000字程度。

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STEP 03
レポート提出
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作成したレポートは、毎月1日~5日に提出することができます。学習計画を立ててテキスト学習、レポート作成に取り組んでください。
※学習する科目に順番は特にありません。(除く一部指定科目)

- STEP 04
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- 教員による
レポート添削・評価 - 提出されたレポートは、担当教員の添削・評価後に返却します。より深い学習のために添削内容やコメントはしっかり読み込みましょう。
- 科目修了試験受験申請
- 受験希望科目のすべて(単位数分)の課題を提出することにより受験資格を得ることができます。「親和通信」(機関誌)で申請期間を確認のうえ、受験資格がある科目の受験申請を指定期間内にします。
アドバイス
試験回数を計算して
1年間に実施される科目修了試験は10~12回(1回に3科目まで受験可)です。レポート提出と科目修了試験受験は充分な学習計画に基づいて進めましょう。
苦手箇所を徹底的に
科目修了試験受験までにはテキストを深く読み込みましょう。苦手とするところが出題されても大丈夫なように万全の準備を。
- 科目修了試験受験
- 受験許可後に受験。2科目受験の場合は2時間連続、3科目受験の場合は3時間連続での受験となります。※受験には受験許可証が必要です。
- 教員による


- STEP 05
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- レポート合格
- レポートが不合格になった場合は、合格をめざして担当教員からの添削内容やコメントを基に学習し直してレポートを再提出します。
- 科目修了試験受験合格
- 試験が不合格になった場合は、合格をめざしてテキスト全体をしっかりと読み込んで理解を深めて再受験します。

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STEP 06
単位習得
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レポートと科目修了試験の両方に合格すれば、その科目の単位を修得できます。卒業と教員免許状・資格取得に向けて、一歩ずつ前進です。
テキスト・スクーリング履修
テキスト履修とスクーリング履修を併用した科目もあります。レポート提出・合格と科目修了試験受験・合格、加えてスクーリング受講・合格で単位を修得できます。テキスト履修、スクーリング履修のどちらから学習をはじめてもかまいません。
先輩からのレポート作成アドバイス
児童教育学科 正科生
初等教育学コース卒業
(学習期間4年 1年次入学)
最初どう作成すれば良いかわからず、「学習の手引き」のレポート作成の留意点などを参考に、とにかく試行錯誤しながら作成して提出していました。しかし徐々に、スクーリングでできた仲間からアドバイスをもらえたり、「まずは課題の意図を理解する」などの書き方のコツがわかってきたりして、要領がつかめてきました。
先生からの的確なアドバイスを素直に受け止めること。レポート課題についていくつか書きたいことがあっても、一つに絞って一気に仕上げていました。不合格になり、再提出となったレポートは、先生がきめ細かく書いてくださる不合格の理由をしっかりと理解することがポイント。指摘された内容を素直に受け止めて、理解したうえで修正することが大切だと思います。
先輩からの科目修了試験アドバイス
児童教育学科 課程正科生
小学校教諭1種免許状
取得コース修了
(学習期間2年)
とにかくテキストを読み込むことが第一です。テキストを読み込んでからどんな問題が出るかを予想し、ある程度の解答を書けるように準備しておきました。これにより、科目修了試験を一度も不合格にならずにクリアすることができました。
みんなが勉強している場所に行けば、自然と自分も頑張れる。私はもともと、家では学習に集中できないタイプ。それがわかっていたので、平日は仕事帰りに職場近くの自習スペースを利用しました。また、親和の図書館でも学習。開館スケジュールが合えば通信生も利用できます。周りが頑張っていると自分も頑張れるものです。
各自で指定テキストを購入し、テキストと「学習の手引き」をもとに自宅で学習を進め、科目ごとの課題についてレポートを作成します〈1単位につき1課題。1課題につき2,000字程度〉。作成したレポートを提出し、担当教員から添削指導を受けて学習を深めます。難しく感じる部分は「質問票」を使って、担当教員に質問ができます。
科目修了試験テキスト履修科目の単位修得のために必要な試験であり、テキスト学習を通して必要とされる知識が修得できたかどうかを判断するための試験です。受験希望科目のすべての課題レポートを提出することにより受験資格を得ることができます。出題範囲は、その科目のテキストのすべてとなります。
レポートをいつ作成しているの?
昼間は仕事や家事などをされている方が多いため、テキスト学習やレポート作成は主に平日の夜にされる方が多いようです。静かで集中力が高まり、学習がはかどるようです。

平日の夜をテキスト学習時間にあて、休日にレポートを一気に仕上げるタイプの方もいます。休日を使うことで平日との区切りがつき、集中して取り組めるようです。

平日のスキマ時間(朝の出勤前や移動時間など)を使い少しずつテキスト学習し、平日だけでレポートを完成させるというコツコツタイプの方もいます。
担当教員がレポートの添削と評価を行います。テキストを熟読し、参考文献等もあわせて読むことで、合格となるレポートを作成することができます。テキスト学習が不充分で、課題に対して的確に記述されていないレポートは不合格になります。
テキスト履修科目の最終評価は科目修了試験の成績となります。試験は記述式で、テキストの内容を理解し、問題に対して的確に、そして自分の言葉で答案を作成することがポイントです。テキストの内容から離れ、自分の考えや経験を記述した内容では、不合格になります。
先生に質問しながら どうしても行き詰まったら、担当教員に「質問票」でわかりにくいところを質問してください。教員はポイントやヒントを中心にわかりやすく答えます。スクーリングで知り合った学友に相談するのも良いと思います。第三者からのアドバイスで自分では気付かないポイントが浮かび上がってくることがあります。あとは情報を整理して、合格をめざしてください。