60周年を迎えた今、本学は期待された役割を担い続けるために、さらに大きく飛躍しようともしています。まずは、2027年度に新しく「心理学部(仮称)」を設置することを構想しています。これまでの2学部体制から3学部体制への進化を目指します。また、現在の文学部もグローバルな社会に応じた研究教育の深化を目指して大きくカリキュラムを改革することを検討しています。加えて「先生になるなら親和」として地域に定着した教育学部は、スポーツ教育の専門家の養成も含めて、変化する社会を牽引し、着実に採用されるだけではなく、卒業後の何十年もの社会を先導して活躍できる教員養成を多面的に進めています。全学的には、2025年度よりスタートした特色ある取り組みである「地域共創科目」をさらに深化発展させていくとともに、スポーツ活動の強化・活性化にも施設整備を含めさらに力をいれる予定です。
本学が目指すものは、本学のビジョンに基づいて、本学を志してくれた学生に、他の教育機関と比べても驚くほど力が伸びる教育を提供し、「とともに学び、ともに成長する」これからの人生の礎を築くことです。そして、これからの時代で求められるであろう「新しい主体性」、つまり「問いを自ら立て、よりよい社会と自己の変化のために他者と協働して責任を遂行でき、常に振り返りの中で自己を創りかえることができる力」を育てることです。また、このために資する多様な研究を質の高い教職員のもと進めるとともに、その成果や教育活動を社会に発信し連携・協働し、地域の発展に大学が大きく寄与することです。
多様な人々が共に学び合い、社会とつながりながら創造的な活動を行う学びと実践の場である「双育型ソーシャル・クリエイティブキャンパス」(Co-learning Social Creative Campus/略称「CoSCC(コスク)」)と、個人・コミュニティ・技術・文化といった多様な視点や立場が交差し、相互に学び合いながら新たな知を共創するネットワーク型の学習共同体である「多視点双育ネットワーク( Multiperspective Co-Learning Network))の実現を目指します。
60年の節目を振り返り、祝い、成果を評価するとともに、これからさらにその歩みを着実に進めることを改めて深く自覚したいと思います。60周年の機に掲げられた「ともに! 答えは自分で見つけよう」を合言葉に、こうした普段の取り組みに全力で向かっていきたいと思います。引き続き、ご理解とご支援を賜れましたら幸いです。どうぞよろしくお願い申し上げます。