教員免許状更新講習

免許状更新講習シラバス

必修・選択必修

教育の最新事情(小学校教諭、中学校教諭、高等学校教諭対象) ※必修

講習名 教育の最新事情(小中高) 必修(6時間)
講習日 令和2年8月6日(木) 9:30~17:30
(講習時間は変更することがあります。正確な時間は受講票に同封し、お送りします。)
受講定員 40名 (20名×選択必修の2講習分)
講習形態 講義
主な受講対象者 小学校教諭、中学校教諭、高等学校教諭
担当講師

古川 心 (本学教員、児童心理学、臨床心理学)新保 真紀子 (本学客員教授、人権教育学・学校臨床学)武富 博文 (本学教員、特別支援教育、カリキュラムマネジメント)

講習の概要 三つのテーマで講義を行います。第一講習は「カウンセリング・マインドの生かし方」、第二講習は「子どもの現状と子ども理解」、第三講習は「特別支援教育の在り方」について考えていきます。いずれも専門分野からの研究や最新データをもとに解説し、今後に生かせる実践的な研修をめざします。
キーワード カウンセリング・マインド、子ども理解と学習集団作り、実行機能、ワーキングメモリ、中枢性統合機能、注意機能、インクルーシブ教育、合理的配慮
講習計画

(1)「カウンセリング・マインドの生かし方」
カウンセリング・マインドとは何か?なぜ教育現場で必要とされているのか?どのように実践していけばよいのか?をテーマに講義を行います。
 特に、相手の話を聴く上で重要となる「傾聴と共感のスキル」について具体例を挙げ、専門分野からの最新の知見を交えながら、現場に生かせる実践的な研修を行うことをめざします。
 カウンセリング・マインドは、心に悩みを持つ子どもやその保護者を理解し手助けをすることにつながるのみならず、職場や家庭における円滑な人間関係を築くことにも役立ちます。
 本講義では、カウンセリング・マインドを生かしたコミュニケーションの方法について具体的に考えていく他、心理臨床の事例を通して、カウンセリングではどのように子どもや子どもを取り巻く環境(保護者や家庭、学校等)を支援するのかを紹介します。
 キーワード:「カウンセリング・マインド」(100分)

(2)試験(学びの確認テスト) (20分)

(3)「子どもの現状と子ども理解」
急激な社会変動の中で、教育分野でも学習指導要領改訂をはじめとして、教育政策や学力観に大きな変化が見られます。今、子どもたちに必要な力とは何なのか。「いまどきの子どもたち」の分析を行い、子ども理解に必要な視点や学習集団づくりのポイントについて、学びます。
 キーワード:「子ども理解と学習集団づくり」(100分)

(4)試験(学びの確認テスト)(20分)

(5)「特別支援教育の在り方」
発達障害の行動課題について「実行機能」「ワーキングメモリ」「中枢性統合機能」「注意機能」等の視点で具体例と関連させて考えてみます。 また、特別支援教育のトピックスとして、「インクルーシブ教育」「合理的配慮」について説明します。
キーワード:「実行機能」「ワーキングメモリ」「中枢性統合機能」「注意機能」 「インクルーシブ教育」「合理的配慮」(100分)

(6)試験(学びの確認テスト) (20分)

成績評価の方法 筆記試験
受講当日の準備物
(筆記具以外)
特になし

教育の最新事情(幼稚園教諭対象) ※必修

講習名 教育の最新事情(幼) 必修(6時間)
講習日 令和2年8月6日(木) 9:30~17:30
(講習時間は変更することがあります。正確な時間は受講票に同封し、お送りします。)
受講定員 60名 (20名×選択必修の3講習分)
講習形態 講義
主な受講対象者 幼稚園教諭
担当講師 猪田 裕子(本学教員、保育学、幼児教育学)
佐藤 智恵 (本学教員、特別支援教育 保育学)
古川 心 (本学教員、児童心理学、臨床心理学)
講習の概要 三つのテーマで講義を行います。第一講習は「幼児教育の展望」、第二講習は「子ども理解と適切な支援」、第三講習は「カウンセリング・マインドの生かし方」について考えていきます。いずれも専門分野からの研究や最新データをもとに解説し、今後に生かせる実践的な研修をめざします。
キーワード 幼児教育の動向と展望、発達と学習、応用行動分析、事例検討
遊びと環境、保育者の専門性、カウンセリング・マインド、主体的・対話的で深い学び、共育て
講習計画

(1)幼児教育の動向と展望(90分)
平成時代の幼稚園教育について総括し、今後の幼児教育の動向と展望について考えていきます。また、求められる子ども観や教育観を軸に「環境を通して行う教育」、「遊びを通しての総合的な指導」、「保育者の専門性」、「主体的に学ぶ子ども」、「共育て」などについての考察を深めていきます。更には、世界の教育における動向にも目を向けることで、明日からの保育の在り方を考えていきます。
キーワード:幼児教育の動向と展望

(2)試験(学びの確認テスト)(30分)

(3)子ども理解と適切な支援(100分)
子どもの行動の原因を解析し、適切な支援について考察を深めます。具体的には、保育における支援の必要な子どもや気になる子どもの事例を取り上げ、適切な支援方法を模索する道筋について講義を行います。全ての子どもが安心して過ごせる集団の場におけるさまざまな支援の可能性を考えていきます。

(4)試験(学びの確認テスト)(20分)

(5)「カウンセリング・マインドの生かし方」
カウンセリング・マインドとは何か?なぜ教育現場で必要とされているのか?どのように実践していけばよいのか?をテーマに講義を行います。
 特に、相手の話を聴く上で重要となる「傾聴と共感のスキル」について具体例を挙げ、専門分野からの最新の知見を交えながら、現場に生かせる実践的な研修を行うことをめざします。
 カウンセリング・マインドは、心に悩みを持つ子どもやその保護者を理解し手助けをすることにつながるのみならず、職場や家庭における円滑な人間関係を築くことにも役立ちます。
 本講義では、カウンセリング・マインドを生かしたコミュニケーションの方法について具体的に考えていく他、心理臨床の事例を通して、カウンセリングではどのように子どもや子どもを取り巻く環境(保護者や家庭、学校等)を支援するのかを紹介します。
キーワード:「カウンセリング・マインド」(100分)

(6)試験(学びの確認テスト)(20分)

成績評価の方法 筆記試験
受講当日の準備物
(筆記具以外)
特になし

新学習指導要領への一歩!~情報活用能力の育成とプログラミング教育~
(小学校、中学校、高等学校教諭対象) ※選択必修

講習名 新学習指導要領への一歩!~情報活用能力の育成とプログラミング教育~ 選択必修(6時間)
講習日 令和2年8月7日(金) 9:30~17:30
(講習時間は変更することがあります。正確な時間は受講票に同封し、お送りします。)
受講定員 20名
講習形態 講義
主な受講対象者 小学校教諭、中学校教諭、高等学校教諭
担当講師 中植 正剛(本学教員、教育工学)
講習の概要 2020年度から順次全面実施される新しい学習指導要領では、言語能力、問題発見・解決能力とともに情報活用能力がすべての学習の基盤となる力として位置づけられています。また、情報活用能力育成の一環として小学校でプログラミング教育が必修化されます。本講義では、小学校における情報活用能力の育成についての理解を深めるとともに、プログラミング教育の基礎的な知識を身につけます。本講義の内容は小学校教員を主たる受講者と想定していますが、中学高等学校の教員の方も受講できます。
キーワード 情報教育 , プログラミング教育
講習計画

1.イントロダクション20分
情報社会の進展と教育のこれからについて、講義を通して理解を深めます。

2.情報活用能力の育成(講義)130分
現在の子どもたちの情報活用能力の課題を踏まえて、教科等を横断するカリキュラムのなかで、子どもたちにどんな力をつけていくとよいのか、先行する実践事例や教材をふまえながら学んでいきます。

小テスト 15分

3.プログラミング教育入門 (ワークショップ) 180分
初心者でも楽しくはじめられるプログラミングについて、実技を通して受講者みんなで学んでいきます。実技での体験を基に、先行する実践事例などを交えながら、プログラミングの素養を子どものうちに身につけることがなぜ大切なのか、どんな力を育てればよいのか、これまでの教科等との関係はどうなっているのか、についての議論を深めていきます。

小テスト15分
成績評価の方法 筆記試験
受講当日の準備物
(筆記具以外)
特になし

楽しく豊かな「特別の教科 道徳」の授業づくり
(小学校、中学校、高等学校教諭対象) ※選択必修

講習名 楽しく豊かな「特別の教科 道徳」の授業づくり 選択必修(6時間)
講習日 令和2年8月7日(金) 9:30~17:35
(講習時間は変更することがあります。正確な時間は受講票に同封し、お送りします。)
受講定員 20名
講習形態 講義
主な受講対象者 小学校教諭、中学校教諭、高等学校教諭
担当講師 廣岡 義之(本学教員、教育哲学、道徳教育)
講習の概要 小中学校の道徳の時間が 「特別の教科 道徳」 に変更されました。教科となるその重みを鑑みて、子どもたちが「善さ」について考える機会となる、楽しく豊かな 「道徳」の授業づくりに、ともに取り組みましょう。小中高連携の観点から高等学校教諭も対象とします。
キーワード 「特別の教科 道徳」 、 読み物資料 、 指導案 
講習計画 (1)「特別の教科 道徳」 の充実をめざす「読み物資料」の指導法を探ります。(120分)

(2)「特別の教科 道徳」 の充実をめざす「読み物資料」の指導法を探ります。(120分)

(3)「特別の教科 道徳」 の特徴について解説します。(60分)

(4)テスト(60分)
成績評価の方法 筆記試験(論述)
受講当日の準備物
(筆記具以外)
特になし

保育の質向上を目指す!幼児期のメディア活用(幼稚園教諭対象) ※選択必修

講習名 保育の質向上を目指す!幼児期のメディア活用 選択必修(6時間)
講習日 令和2年8月7日(金) 9:30~17:45
(講習時間は変更することがあります。正確な時間は受講票に同封し、お送りします。)
受講定員 20名
講習形態 講義
主な受講対象者 幼稚園教諭
担当講師 堀田 博史(園田学園女子大学、教育工学・教育学・学習支援システム)
講習の概要 小学校以降では,よりわかりやすい授業を実現するために,ICT環境の整備が進んでいます。幼稚園はその対象ではありませんが,保育でのメディア活用の事例も少しずつ増えてきています。そこで本講習では,保育でのメディア活用に注目して,保育でのメディア活用のアイデア(方法と技術)を得るために,実際に教育番組・タブレット端末の活用を中心とした実践事例を見ながら,自らの保育方法・技術の向上を目指します。
キーワード メディア活用,教育番組,タブレット端末,保育方法,保育技術
講習計画

(1)保育に活かす教育理論,メディアを読み解く力の育成(65分),小テスト(15分)
 まず日頃の保育で活用している教育理論を確認します。次に,視聴するメディアからの影響について概観し,メディア・リテラシーの必要性について学びます。

(2)教育番組の活用と保育イメージの検討(85分),小テスト(10分)
まず保育で教育番組を活用することの意義と留意点を確認します。その後,番組内容について概観し,保育での番組活用イメージを養います。

(3)情報社会で変化する幼児のこころ(40分),小テスト(15分)
ここでは情報社会で生きる子ども達のテレビ視聴をはじめとする生活習慣の変化を確認します。

(4)タブレット端末の活用とアプリの試行(40分)
保育でのタブレット端末の活用状況を概観し,どのようなアプリが活用されているか,グループを組んで具体的に体験します。

(5)活動映像の編集技術の習得(60分),作品提出と鑑賞(30分)
 子どもの活動をデジタルカメラで撮影して,編集,上映することがあります。ここでは,本講習で撮影した写真を編集する技術を習得します。

成績評価の方法 筆記試験(複数回の小テスト),提出された作品での評価
受講当日の準備物
(筆記具以外)
特になし

幼児教育のいま、そしてこれから(幼稚園教諭対象) ※選択必修

講習名 幼児教育のいま、そしてこれから 選択必修(6時間)
講習日 令和2年8月7日(金) 9:30~17:20
(講習時間は変更することがあります。正確な時間は受講票に同封し、お送りします。)
受講定員 20名
講習形態 講義
主な受講対象者 幼稚園教諭
担当講師 戸江 茂博(本学教員、保育学・保育環境)
講習の概要 これからの幼児教育のあり方について考えていきます。幼稚園教育要領等の改訂を踏まえて、幼稚園教育の独自性は何か、保育者と地域との協同体制を組織して幼稚園教育の質を高めていくにはどのようにすればよいか、今後の幼稚園教育の課題は何か、などについて、一緒に考え、探っていきましょう。
キーワード 教育・保育・幼児教育・幼児保育、幼稚園教育要領、カリキュラム・マネジメント、幼児期に育てたい資質・能力、主体的・対話的で深い学び、幼小接続教育、アクティブ・ラーニング
講習計画

幼児教育の「いま」、そして「これから」について考えていきましょう。
①古くて新しい問題ですが、幼稚園は「保育」をするところですか、「教育」をするところですか。「保育」と「教育」について改めて思考をめぐらします。
②「幼稚園教育要領」が改訂告示されました。告示後2年を経た今あらためて、何が変わって、何がもたらされたのかを、反省的、省察的に見てみましょう。
③これからの幼稚園教育の待ったなしの課題は、小学校への接続のためのカリキュラムをつくることです。また、アクティブ・ラーニングによる保育実践が求められています。どのように展開していけばよいでしょうか。

(1)「教育」と「保育」 (60分)

(2)改訂幼稚園教育要領(2017)を読み解く (100分)

(3)小学校への接続教育 (100分)

(4)幼児期におけるアクティブ・ラーニングによる保育実践 (60分)

(5)試験

(確認テスト) (40分)

成績評価の方法 筆記試験(講習内容について、最後にまとめて40分の論述試験)
受講当日の準備物(筆記具以外) 「幼稚園教育要領」(2017年3月)

多文化時代を生きる子ども達(幼稚園教諭対象) ※選択必修

講習名 多文化時代を生きる子ども達
講習日 令和2年8月7日(金) 9:30~17:30
(講習時間は変更することがあります。正確な時間は受講票に同封し、お送りします。)
受講定員 20名
講習形態 講義
主な受講対象者 幼稚園教諭
担当講師 福井 逸子(本学教員、幼児教育学、保育学、保健学)
講習の概要 近年、保育・教育現場において特別な支援を要する状況は多様化しています。特に、母国語が異なる、あるいは外国籍である等多文化的背景をもつ幼児は増加の一途をたどっています。このような現状を踏まえ、保育現場や保育者が当該児及びその保護者に果たすべき役割とは何かについて考えていきたいと思います。
キーワード 多文化共生・異文化理解・同化教育・アイデンティティ・マイノリティ
講習計画

(1)我が国における多文化共生保育の現状と課題について - 講義 (90分)

(2)ケース・スタディ ① 保育現場における外国籍の子どもたち-演習(90分)

(3) 多文化教育(保育)と同化教育について-諸外国での実践-講義 (60分)

(4)ケース・スタディ② 保育現場における外国籍の保護への支援について-演習(60分)

(5)筆記試験 (60 分)

成績評価の方法 筆記試験
受講当日の準備物
(筆記具以外)
現行(2018年度版)幼稚園教育要領・幼稚園教育要領解説書

選択

「児童生徒の確かな読書力アップを目指す指導法
(小学校教諭、中学校教諭(国語)、高等学校教諭(国語)対象) ※選択

講習名 児童生徒の確かな読書力アップを目指す指導法 選択(6時間)
講習日 令和2年8月19日(水) 9:30~17:20
(講習時間は変更することがあります。正確な時間は受講票に同封し、お送りします。)
受講定員 15名
講習形態 講義
主な受講対象者 小学校教諭、中学校教諭(国語)、高等学校教諭(国語)
担当講師 笹倉 剛(本学教員、図書館学・図書館情報学・学校図書館・子ども読書)
講習の概要 児童生徒の読解力が改めて大きな課題となっています。このような現状を踏まえ、学校現場で子どもたちの読書理解力・表現力を高めていく指導方法についてスキルアップを行います。具体的には、児童生徒の読書の意義について詳しく考察し、次には読み聞かせとビブリオトークについて、講義と演習を実施します。図書館の司書レベルを目指してスキルアップしましょう。
キーワード 子どもにとっての読書の意義、読み聞かせの方法と実践、ビブリオトークの方法と実践
講習計画 読書指導力のスキルアップを目指して
(1)子どもにとって読書はどのような意義があるのか(60分)
(2)読み聞かせの方法と実践について演習を行い、読書指導の専門的な資質を養う。(120分)
(3)ビブリオトークの方法と実践について演習を行い、読書指導の専門的な資質を養う。(120分)
(4)実技考査(実践発表)
(60分)
成績評価の方法 実技考査(実践発表)
受講当日の準備物
(筆記具以外)
もし、次の本が用意できれば準備して下さい。
(1)読み聞かせに向いた絵本を1冊
(2)小学校4年生以上の読み物の本1冊
講習会場でも何冊か用意できるので、ある方だけご持参ください。

「特別の教科 道徳」の魅力ある授業実践へ向けて
(小学校教諭、中学校教諭対象) ※選択

講習名 「特別の教科 道徳」の魅力ある授業実践へ向けて 選択(6時間)
講習日 令和2年8月19日(水) 9:30~17:35
(講習時間は変更することがあります。正確な時間は受講票に同封し、お送りします。)
受講定員 15名
講習形態 講義
主な受講対象者 小学校教諭、中学校教諭、高等学校教諭
担当講師 廣岡 義之 (本学教員、 教育哲学、臨床教育学、道徳教育、西洋教育思想史)
講習の概要 小中学校の道徳の時間が 「特別の教科 道徳」に変更されました。 教科となるその重みを鑑みて、心豊かな子どもを育てる 「道徳」の授業実践をじっくりと学びましょう。小中高連携の観点から高等学校教諭も対象とします。
キーワード 「特別の教科 道徳」 、 読み物資料 、 指導案 
講習計画 (1)「特別の教科 道徳」 の充実をめざす「読み物資料」の指導法を探ります。(120分)
(2)「特別の教科 道徳」 の充実をめざす「読み物資料」の指導法を探ります。(120分)
(3)「特別の教科 道徳」 の特徴について解説します。(60分)
(4)テスト(60分)
成績評価の方法 筆記試験(論述)
受講当日の準備物
(筆記具以外)
特になし

心と身体を育てる運動遊び(幼稚園教諭、小学校教諭対象) ※選択

講習名 心と身体を育てる運動遊び 選択(6時間)
講習日 令和2年8月19日(水) 9:30~17:25
(講習時間は変更することがあります。正確な時間は受講票に同封し、お送りします。)
受講定員 20名
講習形態 講義・実技
主な受講対象者 幼稚園教諭、小学校教諭
担当講師 越智正篤(本学非常勤講師、幼児体育)
講習の概要 近年の子どもの置かれている状況を踏まえ、身体・心の発育発達につながる運動あそびを体験します。身近な物での運動あそびを知り、その時の指導者としての関わり方の違いにより育つものの違いを感じます。その後実際の子どもの様子をDVDなどで確認します。そこからこれからの教育・保育現場での子どもとの関わり方を学びます。
キーワード こんなものが、頭と身体を使った運動遊びに!
そして指導者の関わり方でアクティブラーニングにつながります。
講習計画 1、講義:子どもを取り巻く環境の今・昔(90分)
2、実技:四季を感じる遊び・身近な物を使う遊びなどを通して、指導者の関わり方により育つものの違いを体験し、実際の子どものを見て確認していきます。(210分)
3、講義:本日のまとめ(30分) 実際の子どもの様子をDVDを見て確認していきます。
4、テスト(30分)
成績評価の方法 筆記試験
受講当日の準備物
(筆記具以外)
運動できる服装、タオル、体育館シューズ、飲み物

児童文化財から考える保育・幼児教育から就学期への円滑な移行について
(幼稚園教諭対象) ※選択

講習名 児童文化財から考える保育・幼児教育から就学期への円滑な移行について 選択(6時間)
講習日 令和2年8月19日(水) 9:30~17:30
(講習時間は変更することがあります。正確な時間は受講票に同封し、お送りします。)
受講定員 20名
講習形態 講義
主な受講対象者 幼稚園教諭、小学校教諭
担当講師 高橋 一夫 (本学教員、保育・幼児教育、教育学)
講習の概要 新しい「幼稚園教育要領」および「学習指導要領」において重視されていることを整理し、子ども達の保育・幼児教育から就学期への円滑な移行について考察を深めます。考察を深めるにあたって、本講習では児童文化財を手がかりとします。
キーワード 保育・幼児教育、就学期、児童文化財
講習計画

(1)新しい「幼稚園教育要領」と「学習指導要領」のポイントについて確認する。(60分)

(2)保育・幼児教育と小学校教育で利用される児童文化財(絵本)について確認する。(90分)

(3)具体的な児童文化財について、議論を通して理解を深める。(90分)

(4)議論を通して理解を深めた点について共通理解し、児童文化財の可能性を探る。(90分)

(5)テスト(30分)

成績評価の方法 筆記試験
受講当日の準備物
(筆記具以外)
特になし

一人一人を生かす特別支援教育の充実をめざす(幼)(幼稚園教諭対象) ※選択

講習名 一人一人を生かす特別支援教育の充実をめざす(幼) 選択(6時間)
講習日 令和2年8月19日(水) 9:30~17:30
(講習時間は変更することがあります。正確な時間は受講票に同封し、お送りします。)
受講定員 20名
講習形態 講義
主な受講対象者 幼稚園教諭
担当講師 佐藤 智恵 (本学教員、特別支援教育 保育学)
講習の概要 特別な支援を必要とする子どもは、どのような事、どのような場面で困り感を感じているのでしょう。具体的な例をあげて、当事者、またその子どもをとりまく人々(ともだち、保護者)に対する支援のあり方について、講義とグループワークを通して学びます。
キーワード 特別な支援 保護者支援 発達障害 合理的配慮 インクルーシブ教育
講習計画

(1) インクルーシブ教育、合理的配慮などの考え方、また適切な支援方法などについて学びます。(講義90分)

(2) 発達障害や知的障害など支援の必要な子どもを理解するとともに、その子にあった対応について学びます。(講義90分)

(3) 事例を通して、①なぜそうするのか(行動の意味)、②どう対応すればよいのかを意見交換を交えながら学びます(グループワーク120分)

(4) 筆記試験(60分)

成績評価の方法 筆記試験
受講当日の準備物
(筆記具以外)
特になし

江戸俳諧文化の楽しみ-松尾芭蕉「奥の細道」を中心に-
(中学校教諭(国語)、高等学校教諭(国語)対象) ※選択

講習名 江戸俳諧文化の楽しみ-松尾芭蕉「奥の細道」を中心に- 選択(6時間)
講習日 令和2年8月20日(木) 9:30~17:30
(講習時間は変更することがあります。正確な時間は受講票に同封し、お送りします。)
受講定員 10名
講習形態 講義
主な受講対象者 中学校教諭(国語)、高等学校教諭(国語)
担当講師 溝口 繁美 (本学教員、国語科教科教育法)
講習の概要 1 芭蕉の人生と、『奥の細道』を中心とする彼の俳諧の世界についての基本的知識を得る。
2 貞門、談林を中心とする、近世俳諧の流れ、動向について知る。
3 図書館を利用したグループワーク、ディベート、他教科(本講座では、社会科)と関連付けた実習により、授業改善に向けたヒントを見出す。
4 新学習指導要領に示された、古典の扱いについて確認する。
キーワード 甦った風雅、蕉風、前途三千里、国語科の新学習指導要領、授業改善
講習計画

(1)芭蕉について 家系、生涯、旅、俳諧師、蕉風の各項目について、図書館を利用したグループワークを行い、その結果を発表(60分)

(2)近世俳諧の流れ 貞門、談林を中心とする近世俳諧の流れ、動向について講義(60分)

(3)芭蕉の旅と俳諧について 「奥の細道」以外の芭蕉の旅の足跡について概説(60分)

(4)『奥の細道』について 「奥の細道」のポイントとなる個所を取り上げ概説。千住から日光までは、旧街道図と曾良日記を基に、現在の道路地図に旅程を復元(60分)

(5)芭蕉は忍者? これまでの学習内容を踏まえ、「芭蕉忍者説」についてディベート(60分)

(6)テスト(60分)

成績評価の方法 筆記試験
受講当日の準備物
(筆記具以外)
平成29年改訂 中学校学習指導要領

中高生の授業のための面白数学四話(高校数学を超えたあたり)
(中学校教諭(数学)、高等学校教諭(数学)対象) ※選択

講習名 中高生の授業のための面白数学四話(高校数学を超えたあたり) 選択(6時間)
講習日 令和2年8月20日(木) 9:30~17:30
(講習時間は変更することがあります。正確な時間は受講票に同封し、お送りします。)
受講定員 10名
講習形態 講義(解法解説と問題演習)
主な受講対象者 中学校教諭(数学)、高等学校教諭(数学)
担当講師 冨田 哲浩 (本学教員、数学教育)
講習の概要 90分×4回で、身近な整数、無理数から始まり、フェルマーの定理(n=4)、三次方程式、オイラーの公式を素材として、高等学校数学を超えたあたりの数学に触れることにより、①数学の興味関心を持たせる授業、②生徒に考える喜びを与える授業、③生徒の粘り強さと発想力を導く授業、④生徒の感動をよぶ授業について考える機会とします。
 なお、各回、基礎的な数学に関するテストを行い、講習の評価とします。(ただし、内容は、難問ではなく、誰でも興味のもてるような発想重視の問題を扱います。)
キーワード 素数、無理数、ピタゴラス数、テイラー級数、カルダノ、フェルマー、オイラー
講習計画

(1) 素数と等差数列、無理数であることの証明(超越数):75分、筆記試験(15分)
 素数の性質を見つけ、eやπが無理数であることを証明することで、生徒に興味を持たせる授業への発展を考える。基礎的数学点検テストを行う。

(2) ピタゴラス数の一般解、フェルマーの定理と大学入試:75分、筆記試験(15分)
 ピタゴラス数の見つけ方(一般解)やフェルマーの定理(n=4)が大学入試でどのように扱われたかを確認し、生徒に考える喜びを与える授業展開を考える。基礎的数学点検テストを行う。

(3) 三次方程式の解法(カルダノの方法):75分、筆記試験(15分)
 機械的な因数定理が使えない三次方程式カルダノの方法をマスターし、生徒の粘り強さと発想力を導く授業展開を考える。基礎的数学点検テストを行う。

(4) テイラー級数展開、オイラーの公式:75分、筆記試験(15分)
 基本的な指数関数、三角関数のテイラー級数展開に取り組み、最も美しい公式といわれるオイラーの公式にアプローチすることで、生徒の感動をよぶ授業展開を考える。基礎的数学点検テストを行う。

成績評価の方法 筆記試験(各回実施の総合による評価)
各回のテーマにとらわれず、数学的に面白く、生徒が興味を引く内容の問題に挑戦する。
受講当日の準備物
(筆記具以外)
ノート、スマートフォン(できれば)

一人一人を生かす特別支援教育の充実をめざす(小中高)
(小学校教諭、中学校教諭、高等学校教諭対象) ※選択

講習名 一人一人を生かす特別支援教育の充実をめざす(小中高) 選択(6時間)
講習日 令和2年8月20日(木) 9:30~17:30
(講習時間は変更することがあります。正確な時間は受講票に同封し、お送りします。)
受講定員 20名
講習形態 講義
主な受講対象者 小学校教諭、中学校教諭、高等学校教諭
担当講師 紅山 修(本学教員、特別支援教育) 銀屋 伸之(本学教員、特別支援教育) 
講習の概要 特別な教育的ニーズのある幼児・児童・生徒・学生への「合理的配慮」の提供が各段階で行われ定着が図られようとしています。この講習では、特別な教育的ニーズのある子どもたちを支援する視点から、「インクルーシブ教育システム」「新しい学習指導要領における特別支援教育」「通常の学級におけるユニバーサルデザインの支援」について、概括的な内容を紹介し、日々の教育実践につながる具体的なスキルについても述べたいと考えています。
キーワード インクルーシブ教育システム、合理的配慮、新学習指導要領、支援の観点、発達障害、ユニバーサルデザイン、バリアフリーデザイン
講習計画

(1)インクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の理念と合理的配慮について理解を深めます。(90分のうち筆記試験20分)

(2)平成29年3月に公示された小学校学習指導要領及び中学校学習指導要領と平成29年4月に公示された特別支援学校小学部・中学部学習指導要領について、特別支援教育に関する改善点を中心に理解を深めます。(90分のうち筆記試験20分)

(3)通常の学級で、発達障害の子どもが分かりやすい授業・安心できる学級は、障害のない子どもたちにとっても学びやすく安心できる授業・学級だといわれます。これらユニバーサルデザインの支援方法を「環境・見通し・ルール・授業」の観点から具体的に説明します。また、後半は、ユニバーサルデザインからより個人に応じたバリアフリーデザインの支援に向けて、子ども理解と支援方法、ケース会議の持ち方についてワークを通して理解を深めます。(180分のうち筆記試験30分)

成績評価の方法 筆記試験
受講当日の準備物
(筆記具以外)
特になし

幼児期・児童期にふさわしい保育と授業(幼稚園教諭、小学校教諭対象) ※選択

講習名 幼児期・児童期にふさわしい保育と授業 選択(6時間)
講習日 令和2年8月20日(木) 9:30~17:30
(講習時間は変更することがあります。正確な時間は受講票に同封し、お送りします。)
受講定員 20名
講習形態 講義
主な受講対象者 幼稚園教諭、小学校教諭
担当講師 山田 希代子 (本学教員、 生活科教育・総合学習 ) 高橋 一夫 (本学教員、保育・幼児教育、教育学)
講習の概要 子どもの生活に即した活動や体験を通して「自然認識・社会認識の芽」を育てます。保育・幼児教育との連携を図りつつ、小学校生活への適応と子どもたちの生活環境の課題等について把握し、その改善策を考察します。その上で、幼児期・児童期に相応しい環境・生活科教育について実践的に深めていきます。同時に、新しい保育所保育指針・幼稚園教育要領・幼保連携型認定こども園教育・保育要領・小学校学習指導要領に示された保幼小連携の現状と課題を追究し、よりよい連携のあり方を探っていきます。
キーワード 環境、生活、教材開発、家庭・地域との連携、児童文化財、今日的学力観、保幼小連携
講習計画

(1)現代の子どもの生活環境について理解を深めます。(60分)

(2)幼児教育・小学校教育の現状と課題について情報交換し理解を深めます。(90分)

(3)幼児教育の環境、小学校教育生活科の指導法の理解を深めます。(90分)

(4)これからの指導の在り方を考察し、指導法を探ります。(90分)

(5)テスト(30分)

成績評価の方法 筆記試験(論述)
受講当日の準備物
(筆記具以外)
特になし

子どもへの言葉かけ・励まし方・諭し方 ~応用行動分析からの一提案~
(幼稚園教諭対象) ※選択

講習名 子どもへの言葉かけ・励まし方・諭し方 ~応用行動分析からの一提案~ 選択(6時間)
講習日 令和2年8月20日(木) 9:30~17:30
(講習時間は変更することがあります。正確な時間は受講票に同封し、お送りします。)
受講定員 20名
講習形態 講義
主な受講対象者 幼稚園教諭
担当講師 権藤 眞織(本学教員、保育学)
講習の概要 保育者の言葉かけは、子どもへの直接的な影響力も大きく、保育の質を左右すると言われるほど、大変重要な役割を担っています。本講座では、心理学の立場から、「言葉かけ」について再考します。保育・教育の技法としての「言葉かけ」、コミュニケーションとしての「言葉かけ」など、いくつかの観点から考察します。応用行動分析以外にも、心理学から導き出されたいくつかの理論や技法を時間の許す範囲で紹介したいと思います。
キーワード 言葉かけ 応用行動分析 学習心理学 発達心理学 臨床心理学
講習計画

事例やエピソードを活用しながら、講義・演習・グループワークを通して学び合います。

①言葉かけとは? 保育実践上の役割と機能 (60分)
②自己分析にチャレンジ ~わたしの言葉かけ~ (60分)
③さまざまな言葉かけ ~グループワーク~ (60分)
④応用行動分析からみた「言葉かけ」 (90分)
⑤「言葉かけ」に関連するさまざまな心理学理論と技法 (60分)
⑥試験 (30分)

*受講人数などにより、予告なく講習内容が変更になる場合もありますのでご了承ください*

成績評価の方法 実技試験および筆記試験
受講当日の準備物
(筆記具以外)
「言葉かけ」について、日頃気になっていること・感じていること・悩んでいることなど、ご意見・お考えをお持ちください。グループワークなどでシェアできればと思います。

脳を育てるリズム遊び(幼稚園教諭対象) ※選択

講習名 脳を育てるリズム遊び 選択(6時間)
講習日 令和2年8月20日(木) 9:30~17:30 
(講習時間は変更することがあります。正確な時間は受講票に同封し、お送りします。)
受講定員 20名
講習形態 講義・実技
主な受講対象者 幼稚園教諭
担当講師 津田 幸保(美作大学准教授、運動指導法)
植山 佐智子(本学教員、幼児教育)
講習の概要 リズムトレーニング(リズムジャンプ)は、幼児からプロアスリートまで展開されている、新しい運動プログラムです。体験すると、「楽しい、もっとしたい」という声が聞こえてきます。キーワードは、リズム感、しゅんぱつ力、体幹など運動面の育ちと、見る力、聴く力、協同する力など心の育ちにもつながります。
 「楽しい、もっとしたい!」を、どう保育の中で展開して、新幼稚園教育要領、非認知能力の育ちにつながるか、自ら動いて体験し、保育力につなげていきましょう。
キーワード 体験学習(リズムとダンス)、幼児の心と体の育ちの関連性
講習計画

1 リズムトレーニング(リズムジャンプ)とは(90分)
  ・講義
  ・実技(リズムジャンプ)

2 講義(60分)
  ・保育実践(出会い~保育に取り入れる~子どもの変容)

3 実技(135分 休憩15分含む)
  ・リズムジャンプからダンスに(運動会、発表会など)

4 講義・テスト(95分 休憩5分含む)
  ・保育実践(実践園での保育展開を通して)

成績評価の方法 筆記試験
受講当日の準備物
(筆記具以外)
  • 体操できる服装
  • 上靴(体育館シューズ)
  • お茶(水分補給できるもの)
  • タオルなど

スポーツレクリエーションから学ぶ健康運動
(小学校教諭、中学校教諭(保健体育)、高等学校教諭対象(保健体育)) ※選択

講習名 スポーツレクリエーションから学ぶ健康運動 選択(6時間)
講習日 令和2年8月21日(金) 9:30~17:30
(講習時間は変更することがあります。正確な時間は受講票に同封し、お送りします。)
受講定員 10名
講習形態 講義・実技
主な受講対象者 小学校教諭、中学校教諭(保健体育)、高等学校教諭(保健体育)
担当講師 宮辻 和貴(本学教員、スポーツバイオメカニクス)
講習の概要 これまで20歳代頃をピークに身体的能力(身体的要素や体力的要素など)は徐々に低下することが明らかとなっている。そのため生涯にわたって運動やスポーツを実践することは非常に重要な課題であり、健康を維持・増進させるための多角的な視点(方法)が必要である。そこで特殊な道具や大がかりな準備が必要のないスポーツレクリエーションワーク(ご当地体操、レクリエーション活動など)を通して、年齢や性別および障がいの有無に関わらず、楽しく、安全に取り組むことができる内容の運動について学びましょう。
キーワード 健康づくり、体力づくり、スポーツレクリエーション
講習計画

1.講義(80分)
※ 健康・体力に関する内容について

2.実技①(80分)
※ スポーツレクリエーションワークの実践(いくつかの事例を体験する)

3.実技②(140分)
※ スポーツレクリエーションワークの提案(各グループで発表する)

4.論述試験(60分)

成績評価の方法 筆記試験(論述)
受講当日の準備物
(筆記具以外)
運動ができる服装、体育館シューズ、飲み物、タオル等

 「思考力・判断力・表現力」を鍛える国語科授業づくり
(小学校教諭、中学校教諭(国語)、高等学校教諭(国語)対象) ※選択

講習名 「思考力・判断力・表現力」を鍛える国語科授業づくり
講習日 令和2年8月21日(金) 9:30~17:40
(講習時間は変更することがあります。正確な時間は受講票に同封し、お送りします。)
受講定員 10名
講習形態 講義
主な受講対象者 小学校教諭、中学校教諭(国語)、高等学校教諭(国語)
担当講師 齋藤 隆彦(本学教員、国語科教科教育法)
講習の概要 『学習指導要領』において「思考力・判断力・表現力」の育成が求められる。それを国語科の授業でどう図るか。その授業のあり方として『学習指導要領』では『主体的・対話的で深い学び』の実現が強調されるが、その理論と具体的な実践方法を、「抽象化・具体化」と「《類似》による接続」のふたつの思考法を軸に講義と演習を通して明らかにする。
キーワード 「主体的・対話的で深い学び」、「思考力・判断力・表現力」の育成、思考の方法「抽象化・具体化」、「類似性」
講習計画 1 講義・演習 「『抽象化・具体化』という思考法でざくっと文章を読む」(60分)
2 講義・演習 「『抽象化・具体化』の力で文章を書く(兼テストづくり)」(60分)
3 講義・演習 「文章を読む(解釈)」(60分)
4 講義・演習 「解釈の知見を元に、文章を書く」(60分)
5 講義・演習 「『思考力・判断力・表現力』を鍛えるとは」(90分)
(「主体的・対話的で深い学び」の具体とその必要性)
6 試験(30分)
成績評価の方法 筆記試験
受講当日の準備物
(筆記具以外)
特になし

科学への関心を育てる理科実験と観察(小学校教諭対象) ※選択

講習名 科学への関心を育てる理科実験と観察 選択(6時間)
講習日 令和2年8月21日(金) 9:30~17:20
(講習時間は変更することがあります。正確な時間は受講票に同封し、お送りします。)
受講定員 15名
講習形態 講義・実技
主な受講対象者 小学校教諭
担当講師 觜本 格(本学非常勤講師、教科教育学(理科教育))
講習の概要 科学への関心を育てる理科実験と自然観察の意義と方法について考えます。子どもたちが興味をもって学び、楽しく豊かに自然を認識することにつながる実験・観察を紹介し、明日からの授業に役に立つ教材・教具の製作をとおして、実践的に学びます。
キーワード 科学への関心、理科実験、自然観察、自然を認識、授業に役立つ
講習計画

(1)日本列島3億年の歴史を語る岩石実物図鑑づくり
分類と暗記だけに終始し、退屈になりがちな岩石学習を大地の歴史を読み解くロマンあふれる学習とする提案をします。

(2)塗り絵で学ぶ神戸の大地の生い立ちと地震のメカニズムを学ぶ実験
播磨平野から阪神間にかけて分布する地質と地形について概説し、地域の地質・地形を教材として扱うための方法や視点を検討します。 大地の変動のひとこまである地震のメカニズムを学ぶための手軽な実験を紹介します。

(3)回路カードの制作と、それを使った電気と磁気の学習
めんどうな導線接続の手順なしで行える回路カード方式を提案し、その装置の制作をします。

(4)溶解と再結晶を理解する実験
溶解した溶質が析出する実験装置を制作し、またミョウバン結晶が正八面体になるわけを理解する実験を紹介します。

(5)水蒸気の楽しい実験装置の紹介
水蒸気とはどんなものかを学ぶ楽しい実験を紹介します。

*制作した実験装置は、お持ち帰りいただきます。

成績評価の方法 実技考査
受講当日の準備物
(筆記具以外)
特になし

子どもの豊かな感性を引き出す音楽表現活動 (幼稚園教諭対象) ※選択

講習名 子どもの豊かな感性を引き出す音楽表現活動 選択(6時間)
講習日 令和2年8月21日(金) 9:30~17:30
(講習時間は変更することがあります。正確な時間は受講票に同封し、お送りします。)
受講定員 20名
講習形態 講義・実技
主な受講対象者 幼稚園教諭
担当講師 高 奈奈 (本学教員、音楽教育)
講習の概要 子どもが、思ったことや感じたことを自由に声や音にして表現するためには、保育者自身が豊かな感性を持って子どもの表現を受け止め、認めることが大切である。乳児期・幼児期の発達を理解した上で、子どもと保育者が共に心を解放できる音楽表現活動を探る。また、その活動を支えるために必要な音楽的なスキルを学ぶ。
キーワード 音楽表現
講習計画

1 「歌う」(60分)
身体と心を育てる無理のない呼吸と発声法について学ぶ。

2 「音を鳴らす」(60分)
打ったり、叩いたり、こすったり、振ったりして音を鳴らし、その感覚を楽しむ。また、リズム感や拍子の感覚を育てるための方法を考える。

3 「音を描く」(120分)
・抽象絵画作品や標題音楽から色彩と音の関係について学び、保育における音楽表現活動に生かすヒントを得る。
・グループに分かれて、音を絵で表現する。

4 「音で語る」(120分)
・グループごとに子どもが出会う様々な場面を想定し、短い物語を創る。
・自然の音、出来事、動作、感情などを音で表現し、発表する。

成績評価の方法 実技考査
受講当日の準備物
(筆記具以外)
絵具を使用するため、汚れても良い服装。
管楽器や弦楽器を演奏することができる人は、持参してください。

改めて考える造形表現指導の基礎・基本(幼稚園教諭対象) ※選択

講習名 改めて考える造形表現指導の基礎・基本 選択(6時間)
講習日 令和2年8月21日(金) 9:30~17:50
(講習時間は変更することがあります。正確な時間は受講票に同封し、お送りします。)
受講定員 20名
講習形態 講義・実技・グループ討議
主な受講対象者 幼稚園教諭
担当講師 須増 啓之(本学教員、美術教育)
講習の概要 過程を重視する造形表現指導について考察し、造形表現の意義や内容、子どもと造形表現についての学びを深めます。具体的には材料や道具、行為から造形表現の題材研究を行い、それらを基にグループ討議をすることで受講生自身の造形表現指導の基礎・基本について改めて考えていきます。
キーワード 過程を重視する学び、子どもの表現、造形表現指導
講習計画

(1)「造形表現や図画工作科における現状や課題について」(講義・グループ討議:60分)
 受講生自身の造形表現指導や内容に関する課題などについて話し合い、造形表現における現状や課題について考えます。

(2)「材料や道具、行為から考える題材研究(Ⅰ)」(実技:100分)
 様々な材料や用具、行為等との関わり方を探す活動をグループで行います。

(3)「材料や道具、行為から考える題材研究(Ⅱ)」(グループ討議・実技:120分)
 (Ⅰ)での活動を基にグループで検討会を行い、活動の意味や課題等について共有します。
  さらに、それらを踏まえて題材研究を行います。

(4)「改めて考える造形表現指導の基礎・基本」(講義:80分)
 題材研究を通して、受講生自身の造形表現指導について改めて考察し、過程を重視する造形表現を行うための理解を深めます。

成績評価の方法 実技考査および筆記考査
受講当日の準備物
(筆記具以外)
汚れを気にしない服装

子どもの育ちと環境(幼稚園教諭対象) ※選択

講習名 子どもの育ちと環境 選択(6時間)
講習日 令和2年8月21日(金) 9:30~17:30
(講習時間は変更することがあります。正確な時間は受講票に同封し、お送りします。)
受講定員 20名
講習形態 講義
主な受講対象者 幼稚園教諭
担当講師 猪田 裕子(本学教員、保育学、幼児教育学)
講習の概要 様々な保育実践エピソードを中心に、遊びの中で育つ豊かな学びについて考察します。また、子どもが夢中になって遊ぶ環境にどの様な意味があるのかについても、グループ・ディスカッションを中心に検討していきます。さらには、子どもを捉える視点と保育の質についても探究していきます。
キーワード 子どもを捉える視点、子どもの遊びと学び、保育環境
講習計画

遊びの中の学びを捉える視点
①子どもの遊びの中にある学びの姿を、実際のエピソード記録を通して考察します。そこから、子どもを捉える視点を探究していきます。(80分)

子どもの姿と様々な記録(グループ・ディスカッション)
②参加者其々の現場で見られる子どもの姿をエピソード形式で抽出し、子どもの遊びと学びの関係をグループでディスカッションします。(80分)

子どもの遊びと保育環境
③子どもの興味や関心に沿った環境構成の在り方を、子どもの遊びの具体的な姿を軸に考えていきます。(120分)

保育の質と環境のまとめ・試験
④子どもの遊びと学びの関係、保育環境の在り方、子どもを捉える視点等、これまでの学びをまとめ、各自でレポートを作成します。(80分)

成績評価の方法 筆記試験
受講当日の準備物
(筆記具以外)
特になし