教育学部 教育学科
※旧:教育学部 児童教育学科/発達教育学部 児童教育学科(2024年4月から名称変更)

卒業生メッセージ

写真:摂津市立鳥飼北小学校 教諭 小学校教諭

摂津市立鳥飼北小学校(2018年3月卒業)

一人ひとりの"きらっと"輝くところはどこか?
子どもたちの個性を探しながら向き合った毎日。
今後はその眼差しを世界中の子どもたちへ向けたい。

現在勤めているのは「誰ひとり取り残さない学び」を大切にする小学校。過去には、外国人児童などに対する日本語の指導を担当したこともありました。また、人権教育の研究を行う大阪府人権教育研究協議会での分科会運営やひらがな学習会でのファシリテーターを通して、大阪府のさまざまな教職員とも交流があります。このような活動を実現できているのは、大学のゼミで識字教室のボランティアや小学校でのフィールドワークを行い、人権教育を研究してきたから。在学中にいろいろな立場の子どもや学習者と出会って学んだことが、今の私の原動力となっています。今後は視野をより広げるため、JICA海外協力隊の隊員として途上国で教育に携わりたいと考えています。

写真:兵庫県東はりま特別支援学校 教諭 特別支援学校教諭

兵庫県東はりま特別支援学校(2022年3月卒業)

日々の授業や実習に加えてダンスの部活やアルバイト...。忙しくも充実した4年間が今につながっている。

さまざまなことに挑戦した学生時代。小学校教諭一種免許状、特別支援学校教諭一種免許状、司書教諭の3つの資格を取得するため毎日多くの授業を履修し、ダンス部の活動やアルバイトにも力を入れました。ダンス部では大学や地域のイベントなど多彩な舞台でダンスを披露。人前でパフォーマンスを行う経験から、自分に自信がつきました。現在は特別支援学校の教員として働いています。12月のクリスマス会に向けて、高等部の生徒たちが踊るダンスの指導を担当。当日は、コツコツ練習してきたダンスを生徒たちも、発表を見た小学生も一緒に楽しんている姿に感動しました。生徒や保護者から信頼される教師をめざして、これからも生徒との時間を大切に過ごしていきたいです。

写真:村雨こども園 保育教諭

村雨こども園(2022年3月卒業)

自分の思いを相手に伝える力や、協働する力...。親和で過ごした4年間で身についたのは専門知識だけではありませんでした。

現在、保育教諭として3歳児クラスを担当。子どもたちと毎日楽しく過ごすなかで、やりがいを感じるのは、子どもたちの成長を見ることができたときや、園の行事をやり遂げて保護者の方から温かい言葉をかけていただいたときです。学生時代は、音楽ゼミの活動に力を入れていました。ゼミの仲間と意見がぶつかることもありましたが、解決策を探って、最後は心をひとつにして多くの人に歌で気持ちを伝えることができました。仲間と協力し合った経験が、自分自身の成長につながったと思います。また、日々の業務で役立っているのは、授業で学んだ保育の基礎的な5領域「健康」「人間関係」「環境」「言葉」「表現」の知識。子どもたちによりよい保育を提供できるよう奮闘しています。