教育学部 教育学科
※旧:教育学部 児童教育学科/発達教育学部 児童教育学科(2024年4月から名称変更)

授業紹介・ゼミ紹介

授業紹介

(紹介している授業は2023年度4月入学生までの情報であり2024年度4月入学生から変更になる場合があります。)

教育とメディア

子どもたちにとって、想像力や表現力を発揮できる道具であるデジタルメディア。この授業では、子どもたちがパソコンや各種ソフトを用いて主体的に学ぶ方法について研究します。

子どもと絵本

乳幼児期に絵本に親しみ、物語の世界に浸ることの大切さを学びます。また、毎回グループで読み聞かせを行って技術の向上を図ると共に、多くの絵本に触れることをめざします。

保育内容(表現)

子どもの発達を表現領域の観点からとらえ、保育について具体的に学びながら子どもへの理解を深めます。感じたことを自分なりに表現し、創造性豊かな表現活動に取り組みます。

知的障害児の心理

知的障害児の心理学的特性を幅広く理解します。また、心理的アセスメントについて、ビデオや写真、テスト器具などさまざまな道具を用いて学びます。

保育内容(環境)

子どもたちを取り巻く生活環境や教育環境が、子どもの精神的・身体的成長に与える影響について理解したうえで、保育のあり方や保育者の役割を考えます。

ゼミ紹介

小学校・中学校教育コース

児童教育学専門演習(宇野ゼミ)

対話やコミュニケーションを重視したゼミ活動で人とつながる英語を修得。

「先生」として教壇に立ったときに、「主体的・対話的で深い学び」と児童に提供できる近道は、自分たち自身がそのような学びを実践することです。ゼミでは、小学校高学年向きの英語児童文学の精読と、ゼミ学生の自由な発想による英語の教材開発とを並行して実施。2つの取り組みを通じて、対話による言葉やモノの「意味」がつくられていく過程を体験的に学びます。

Student's Voice

教員という同じ夢を持つ仲間たちと切磋琢磨しながら実践力を高めていける。

小学校教員になる目標をかなえるため、教員採用試験の合格率が高く、中学校教員(数学)の免許も取得できる親和に入学しました。コースの魅力は、少人数で学べて先生に相談しやすい点。模擬授業で先生と生徒役の学生からさまざまなアドバイスを受けることで、良かった点や改善が必要な点が客観的にわかり、より良い指導案の作成や授業の展開につなげることができました。4週間の教育実習では、授業の難易度やスピードに苦戦しましたが、回数を重ねるごとに生徒から「わかりやすかった」と言われることも増え、励みになりました。卒業までにもっと経験を積もうと思います。

小学校教育プラスコース

児童教育学専門演習(田中ゼミ)

スポーツの本質から学校体育やスポーツ指導を捉え直し、教育に活かせる人を育成する。

体育・スポーツを核にした教育・社会貢献活動、スポーツ指導論、体育授業論などがゼミの主なテーマです。運動やスポーツがなぜ人間の文化として誕生し、これまで脈々と引き継がれているのでしょうか。スポーツが人間を捉えて離さない魅力の本質は何なのでしょうか。こういった根源から、子どもの運動遊びや学校体育、スポーツ指導を考え、教育に活かします。

Student's Voice

毎日苦戦した学習指導案づくり。でも、子どもたちの反応が何よりの宝物になった。

小学校での教育実習では、6年生算数の「比例」の単元を担当しました。毎日「どう授業すれば、わかりやすく理解が深まるのか」を考え、公式を画用紙に書いたり、プリントをつくって視覚的に理解が深まるようにしたりして工夫を凝らしました。その結果「算数楽しい!」「算数苦手やけど比例のテスト100点取れた」と子どもたちから声があがり、とてもうれしく「絶対に先生になりたい」と改めて思いました。教員採用試験に合格し、春からは小学校の教員になります。今は「すべての子どもたちにとって安心できる学級をつくること」が目標です。

幼児教育・保育コース

児童教育学専門演習(佐藤ゼミ)

4年後「なりたい自分」になれるよう、大学生活でたくさんの経験を重ね、学びを深めましょう。

保育園や幼稚園などの就学前施設において、乳幼児がその子らしく生活するためには、保育者はどのような関わりをすべきかをテーマに検討を行います。本ゼミには、保育園や幼稚園、児童福祉施設で働きたいという希望を持った学生が多く、ディスカッションや協働的な活動を通して、子どもや保護者が安心して生活できるような環境をつくれる保育者を育成します。

Student's Voice

社会で先生として活躍し続けるには、自分で考える力を身につけ、学び、成長し続けることが重要。

オープンキャンパスで先生に言われた「親和は先生になるための大学ではなく、先生になった後もずっと続けていける、活躍できる先生を育てるための大学」という言葉に惹かれ入学を決めました。在学中で特に印象に残っているのは、模擬保育です。過去の事例を検討する授業では、まず自分ならどうするかを考え、次に学生同士で意見交換をし、最後に先生ならどう援助するか話を聞きます。しっかり自分の考えを持つことができ、また他者の意見も聞けるため発想の幅が広がり、今後の保育に役立つ実践的な力を身につけることができました。

講座・イベント紹介

講座紹介

教員養成講座

教育委員会から課長や管理主事の方をお招きし、求める教員像や学力向上対策についてお話しいただきます。教員のやりがいや課題をしっかりイメージできる貴重な機会となっています。

各種セミナー

教員採用試験に向け、各科目の基礎力アップや面接対策を行う「教採セミナー」や、音楽・体育の実技を練習する「教員採用試験2次直前対策講座」など、各種の課外科目を開講しています。

イベント紹介

アート・ウィーク

学習の成果を披露する児童教育学科独自のイベントです。毎年多くの方が本学に足を運び、卒業制作などの作品や講堂で行われる演奏会・ダンス発表会を楽しんでいます。

ランチタイムコンサート

年に2回、1号館の玄関ホールでミニコンサートを開催しています。お昼休みを利用して、音楽関連の講義やゼミの受講生、部活動・サークルの部員が練習の成果を発表します。