
こころのケアの実践には、サイエンスに支えられたアートの習得が大切です。
本学大学院心理臨床学専攻は、日本臨床心理士資格認定協会から臨床心理士養成のための第一種指定校として認定され今年で開設10年目を迎えています。これまでに80名の修了生が臨床心理士の資格を取得し、教育、医療、福祉、産業などさまざまな分野で活躍しています。そのケア対象者も幼児・児童から青年、成人まで幅広く多方面にわたっています。臨床心理士は、学校の現場であれ、医療の現場であれ、他の専門職との連携が不可欠です。だからこそ、高い専門性が求められるのです。生涯をとおした、たゆまざる修練によって獲得していく専門性は、サイエンスに支えられたアートです。大学院の2年間で高度専門職である臨床心理士としての基礎力と修士論文を完成させるだけの研究力がしっかり身につくように、各教員がその専門性を生かしたチーム連携の教育を行います。院生は出身も年齢も多様ですが、こころを開きお互いに助け合いながらカリキュラムを習得しています。これが親和がめざす心理臨床学専攻の学びです。
心理臨床学専攻主任 丸山 総一郎 教授